核攻撃による被害(2)
投稿者: remember140917 投稿日時: 2003/01/12 00:41 投稿番号: [39678 / 232612]
以下は、原書房刊「民間防衛」からの直接の引用又は要約である。
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3 放射線
放射線は、核爆発に際して放射される一次放射線と、爆発に際して生じた核分裂物質によって生じる二次的放射線とに分かれる。
(1) 一次放射線
A 一次放射線
爆発に際して生ずる一次放射線は、極めて強い浸透力を持っているが、放射線の出ている時間はわずか数秒間である。
爆発の地点を離れるにつれて放射線の量は減っていく。
人体の受けた放射線の量はレントゲン単位(レム)で示されるが、5レム以下なら危険はない。
1回の放射線量が100レム以下なら人体への害はまだ少ないと思われるが、400レムになると放射線を浴びた者の半数が死亡する。
600レムを越えれば全員が死ぬ。
放射能は、放射線病という人体への有害な作用のほかに、高い放射線量を受ければ生殖機能に重大な障害を起こす。
爆心地の付近では、一次放射線の浸透した土地は放射能を帯びる。つまり、その土地自体が放射線を出し始めるのであるが、この放射能は、時間が経つにつれて急速に減っていき、爆発後数日でほとんど危険性はなくなる。
500キロトン原子爆弾が炸裂した場合に生ずる一次放射線によって、われわれが浴びる放射量は次のとおりである。
【戸外にいた時】
爆心地からの距離 2000メートル 2300メートル 2800メートル
放射線量 600レム:全員死亡 200レム 25レム:ほぼ無害
【避難所の中にいた時】
爆心地からの距離 0メートル 800メートル 1600メートル
放射線量 600レム:全員死亡 200レム 25レム:ほぼ無害
B 一次放射線に対する防護
どんな物質でも、多少は放射線を弱めることができる。その物質の密度が高いほど放射線を弱める度合いが大きくなる。1メートルのコンクリートで固めた覆いがあれば、一次放射能は200分の1に、1メートルの厚さの土であれば150分の1になる。
もし戸外で核爆発にぶつかったら、すぐに地面にうつ伏せになること。爆発とともに生ずる放射線は、光と同じように直線的に広がるから、地面の小さなくぼ地にでも入っていれば、放射線の一部を免れることができる。
(2) 二次的放射線
A 二次的放射線
核爆発に際しては、放射性物質−いわゆる核分裂物質ができる。地下や地表での爆発では、この核分裂物質の一部は、上空に舞い上がった土と破片に付着する。
風向きや風速によって、それらは爆発点から近くにも遠くにも降下し、土地を放射能で汚染する。その広さは数百から数千平方キロにも及ぶことがある。
破片の中で大きいものや重いものは、爆発点付近の地上に落ちるが、小さいものや軽いものは、上昇する原子雲に巻き込まれて、その高さによって、時間がたつにつれて地表に舞い降りてくる。爆発点の近くは放射能に最も強く汚染されるが、そこから離れるにつれて減っていくのである。放射線は、一時間当たりのレントゲン単位を基準にして測定される線量(R/h)で示されるが、これは、時とともに初めは急速に、それから緩慢なスピードで減っていく。
ごく小さい放射性のチリは、数ヶ月にわたってはるか上空に浮いており、雨とともに降下して地表を汚染する。そのため、草、野菜、果実、時には飲料水まで汚染されることもある。
B 二次的放射線に対する防護
二次的放射線は、どんな物質を使っても、一次放射線よりもはるかに効果的に弱めることができる。
もし爆発が身近で起きたら、放射性降下物を身体に受けたものと考えて、衣服を脱ぎ捨てるとともに、身体の露出した部分を徹底的に洗うか、シャワーを浴びなければならない。
二次放射線を浴びないためには、戸外にはできるだけ出ないこと。
放射線の強さは、時間がたつにつれて、はじめは急速に、それから緩やかに減っていく。だから、爆発後時間がたてばたつほど、長時間避難所の外に出ていても有害な放射能を受けないで済むようになる。
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3 放射線
放射線は、核爆発に際して放射される一次放射線と、爆発に際して生じた核分裂物質によって生じる二次的放射線とに分かれる。
(1) 一次放射線
A 一次放射線
爆発に際して生ずる一次放射線は、極めて強い浸透力を持っているが、放射線の出ている時間はわずか数秒間である。
爆発の地点を離れるにつれて放射線の量は減っていく。
人体の受けた放射線の量はレントゲン単位(レム)で示されるが、5レム以下なら危険はない。
1回の放射線量が100レム以下なら人体への害はまだ少ないと思われるが、400レムになると放射線を浴びた者の半数が死亡する。
600レムを越えれば全員が死ぬ。
放射能は、放射線病という人体への有害な作用のほかに、高い放射線量を受ければ生殖機能に重大な障害を起こす。
爆心地の付近では、一次放射線の浸透した土地は放射能を帯びる。つまり、その土地自体が放射線を出し始めるのであるが、この放射能は、時間が経つにつれて急速に減っていき、爆発後数日でほとんど危険性はなくなる。
500キロトン原子爆弾が炸裂した場合に生ずる一次放射線によって、われわれが浴びる放射量は次のとおりである。
【戸外にいた時】
爆心地からの距離 2000メートル 2300メートル 2800メートル
放射線量 600レム:全員死亡 200レム 25レム:ほぼ無害
【避難所の中にいた時】
爆心地からの距離 0メートル 800メートル 1600メートル
放射線量 600レム:全員死亡 200レム 25レム:ほぼ無害
B 一次放射線に対する防護
どんな物質でも、多少は放射線を弱めることができる。その物質の密度が高いほど放射線を弱める度合いが大きくなる。1メートルのコンクリートで固めた覆いがあれば、一次放射能は200分の1に、1メートルの厚さの土であれば150分の1になる。
もし戸外で核爆発にぶつかったら、すぐに地面にうつ伏せになること。爆発とともに生ずる放射線は、光と同じように直線的に広がるから、地面の小さなくぼ地にでも入っていれば、放射線の一部を免れることができる。
(2) 二次的放射線
A 二次的放射線
核爆発に際しては、放射性物質−いわゆる核分裂物質ができる。地下や地表での爆発では、この核分裂物質の一部は、上空に舞い上がった土と破片に付着する。
風向きや風速によって、それらは爆発点から近くにも遠くにも降下し、土地を放射能で汚染する。その広さは数百から数千平方キロにも及ぶことがある。
破片の中で大きいものや重いものは、爆発点付近の地上に落ちるが、小さいものや軽いものは、上昇する原子雲に巻き込まれて、その高さによって、時間がたつにつれて地表に舞い降りてくる。爆発点の近くは放射能に最も強く汚染されるが、そこから離れるにつれて減っていくのである。放射線は、一時間当たりのレントゲン単位を基準にして測定される線量(R/h)で示されるが、これは、時とともに初めは急速に、それから緩慢なスピードで減っていく。
ごく小さい放射性のチリは、数ヶ月にわたってはるか上空に浮いており、雨とともに降下して地表を汚染する。そのため、草、野菜、果実、時には飲料水まで汚染されることもある。
B 二次的放射線に対する防護
二次的放射線は、どんな物質を使っても、一次放射線よりもはるかに効果的に弱めることができる。
もし爆発が身近で起きたら、放射性降下物を身体に受けたものと考えて、衣服を脱ぎ捨てるとともに、身体の露出した部分を徹底的に洗うか、シャワーを浴びなければならない。
二次放射線を浴びないためには、戸外にはできるだけ出ないこと。
放射線の強さは、時間がたつにつれて、はじめは急速に、それから緩やかに減っていく。だから、爆発後時間がたてばたつほど、長時間避難所の外に出ていても有害な放射能を受けないで済むようになる。
これは メッセージ 1 (mitokoumon_2002 さん)への返信です.