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ウォール街は何を目論んでいるのか?

投稿者: b185472 投稿日時: 2002/12/31 23:52 投稿番号: [36969 / 232612]
「前門のトラ・後門の狼」   ・・・・・   言いえて妙だ。

前門のトラとは、中国産商品の世界市場への急激な氾濫による、供給過剰、世界的な物余りによる不況を言い表している。だが、トラは中国にだけ居るのではない。ロシア、東欧、メジャーが石油開拓中のアフリカにも居る。

グローバリーゼーションとは、結局のところ、それまで日米欧市場の繁栄を指をくわえていた国の、世界市場への参入に他ならない。安い労働力・安い通貨に裏打ちされた商品が洪水のように流れ出してきた。

米国は中国商品の世界市場への流出を止めることはできないだろう。そんなことをすれば、中国は報復として、米国産商品の中国への流入を止めると言っている。米国は、中国産製品を締め出したことによる利益以上の損失を、米国産製品の中国市場からの締め出しによりこうむることになる。

だから前門のトラには手の打ちようがない。




一方、「後門のトラ」   とは日本の不良債権のことだ。大手銀行が行った土地投機は見事に失敗した。通常、投機の失敗は投機商品を手放すことで終了となる。残るのは投機家の損失だけだ。

だが日本の銀行家はそうしなかった。損失を残したまま、損失分を国庫から損失補てんしようとした。土地価格は不幸なことに、青天井まで届いたあと、底なし沼まで落ち込んでおり、地球の裏側まで届きそうな勢いだ。

不良債権はRCCで時価で買い取り、市場で売却する以外に解決策は無い。

世界恐慌が視野に入ってきた現状では、日本の銀行家は年貢の納め時が近づいてきたようだ。

ウォール街の目論見は、日本の統治機構そのものの総とっかえかもしれない。逆コースで生かした国家神道という化け物は、不良債権の世界恐慌の引き金をもたらしてしまった。やっぱり生かしておくんじゃなかったと反省している姿が目に浮かぶ。
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