小泉首相の訪朝と課題について☆☆☆☆☆

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田中外務審議官の発言

投稿者: masa4618 投稿日時: 2002/12/26 21:42 投稿番号: [35333 / 232612]
田中外務審議官:
協議再開できるなら水面下で話続ける


  日朝首脳会談実現に役割を果たし、外務省アジア大洋州局長からこのほど外務審議官に就任した田中均氏に聞いた。

  ――田中さんの北朝鮮側との「パイプ」は今も生きていますか。

  ◆非公式な折衝を通じて、(北朝鮮に)地域の平和と安定には日朝関係の正常化が必要で、そのためには拉致問題が解決されなければいけないと説得してきた。今、交渉が停滞しているが、土台はあると思っている。水面下の接触で協議再開に戻ることに貢献できるなら、常に話をしていかなければいけない。

  ――交渉相手「ミスターX」は誰ですか。

  ◆あのう、そういうことを話すつもりは全くない。朝鮮半島の人々が日本の植民地支配ゆえに被害を受けたことに強い思いを持っているのを私は実感している。北朝鮮の問題も大きな歴史的コンテクストを忘れて処理するわけにはいかない。

  ――小泉純一郎首相は「ミスターX」が誰か知っているのですか。

  ◆コメントするつもりはない。外交には秘密の部分があるが、結果を出せなければ意味はない。

  ――日朝や普天間飛行場移設など、田中さんには秘密主義、一発狙いとの評価があります。

  ◆両方とも政府の中で手続きを踏み、首相が決断している。秘密主義と言われるのはわからない。

  ――「国益のためにうそをつくことはある」と言ったと聞きますが。

  ◆そんな発言はしていない。公務員として守秘義務があり、情報を漏らすことが国益に反するという判断はある。

  ――北朝鮮の核問題解決は、日朝交渉再開の前提条件でしょうか。

  ◆前提条件を作るつもりはないが、平壌宣言で、核問題で国際的合意を順守する、対話によって問題解決する、との合意を作っている。対話による解決は、北朝鮮が日本にしたコミットメント(約束)だと思う。

  ――日本の譲歩なしに拉致被害者5人の家族帰国は実現できますか。

  ◆拉致問題に関して譲歩の概念はない。ただ相手が納得し、日本に協力しなければ拉致問題は解決しない。日本が強く主張するのは正しいが、同時に北朝鮮が日本に協力するように仕向けるため説得しないといけない。問題の解決が自分たちの利益だと分からせる一定の工夫が必要だ。それが外交だと思う。

  ――北朝鮮に対する食糧支援の必要性は。

  ◆現在全く検討していないが、本来は政治的意図なしで、人道的観点から行うものだ。

  ――首相のハバロフスク訪問で、北朝鮮側と接触する可能性は。

  ◆全くない。首相がこの地域を重視しているということを示すのが適切で、(訪問に)それ以外の理由はない。   【聞き手・徳増信哉】

[毎日新聞12月26日] ( 2002-12-26-21:00 )

http://www.mainichi.co.jp/news/flash/seiji/20021227k0000m010103000c.html
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