らいおんはーと〜小泉総理のメッセージ
投稿者: ringopple 投稿日時: 2002/09/20 10:31 投稿番号: [3528 / 232612]
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訪朝を終えて
小泉純一郎です。
17日、私は、日本の総理大臣としてはじめて、北朝鮮の平壌を訪問し、
金正日国防委員長と会談しました。
金正日国防委員長との会談で、拉致問題について安否を確認することがで
きましたが、帰国を果たせず亡くなられた方々のことを思うと痛恨の極みで
す。ご家族の気持ちを思うと言うべき言葉もありません。
私は「このような問題を二度と起こしてはならない。」との決意をもって、
この地域に安定的な平和を築く大きな一歩を踏み出すことを望んで平壌を訪
れました。金委員長とは率直に会談し、意見を交換しました。
私からは金委員長に対して、二つのことを強調しました。第一に、日本は
正常化交渉に真剣に取り組む用意がある、しかし、正常化を進めるには拉致
問題をはじめ安全保障上の問題などに北朝鮮側が誠意をもって取り組むこと
が必要だということ。
第二に、北東アジア地域の平和と安定のために、米国、韓国をはじめとす
る国際社会との対話をさらに促進すべきだということ。
特に拉致問題と安全保障上の問題については先方の決断を強く促しました。
拉致問題は国民の生命と安全にかかわる重要な問題です。今回、拉致問題
についての情報が提供されましたが、私は、金委員長に強く抗議しました。
金委員長は過去に北朝鮮の関係者が行ったことを率直に認め、「遺憾なこ
とであり、おわびする。今後、二度とこのような事案が発生しないようにす
る。」と述べました。
早急にご家族との再会や、本人の意思による帰国を実現させたいと思いま
す。そして、今後の交渉の中で、どんな状況で過ごしてこられたのか、どう
して亡くなられたのかということを明らかにしていくなど、ご家族の要望に
応えられるようにしてまいります。
私から「不審船事案が繰り返されてはならない。」と発言し、金委員長は
「軍部の一部が行ったものと思われ、今後、さらに調査をして、このような
問題が一切生じないよう適切な措置を取る。」と発言しました。
核開発疑惑は、国際社会が懸念することがらであり、金委員長は関連する
すべての国際合意を遵守することを明確にしました。重要なことは北朝鮮が
この約束を行動に移すことです。
ミサイル問題は日本の安全にとって重要であり、対話による解決を確認し
ました。金委員長は「今後、期限なく発射を凍結する。」と発言しました。
過去の清算の問題については、これまでの日本の立場に沿ったかたちで、
今後協議していくことになりました。
これで日朝間の懸案が解決されたわけではありません。重大な懸案は引き
つづき存在します。問題解決を確かなものとするためにも、正常化交渉を再
開させることとしました。
さらに、不審船や拉致問題など日本と日本国民の安全にかかわる問題や地
域の安全保障問題について日朝間で安全保障協議を立ち上げたいと思います。
この場をつうじて国民がより安全な環境の中で生活できるよう懸案の解決を
図りたいと思います。
米朝関係については、金委員長から「常に対話の門戸を開いている。日本
からもこのことを伝えてほしい。」との発言がありました。
韓国との関係について、金委員長は「協力関係が円滑に進んでいる。」と
述べました。今後、日米韓3カ国をはじめとする関係諸国が緊密に連絡を取
り、朝鮮半島の緊張を緩和し、この地域に平和をつくっていきたいと思いま
す。
「日朝平壌宣言」の原則と精神が誠実に守られれば、日朝関係は敵対関係
から協調関係に向けて大きな歩みをはじめることになります。
私は北朝鮮のような近い国との間で懸念を払拭し、互いに脅威を与えない
協調的な関係をつくりあげることは日本の国益に資するものであり、政府と
しての責務であると信じます。
今後とも皆様のご理解とご協力を賜りたいと思います。
小泉純一郎です。
17日、私は、日本の総理大臣としてはじめて、北朝鮮の平壌を訪問し、
金正日国防委員長と会談しました。
金正日国防委員長との会談で、拉致問題について安否を確認することがで
きましたが、帰国を果たせず亡くなられた方々のことを思うと痛恨の極みで
す。ご家族の気持ちを思うと言うべき言葉もありません。
私は「このような問題を二度と起こしてはならない。」との決意をもって、
この地域に安定的な平和を築く大きな一歩を踏み出すことを望んで平壌を訪
れました。金委員長とは率直に会談し、意見を交換しました。
私からは金委員長に対して、二つのことを強調しました。第一に、日本は
正常化交渉に真剣に取り組む用意がある、しかし、正常化を進めるには拉致
問題をはじめ安全保障上の問題などに北朝鮮側が誠意をもって取り組むこと
が必要だということ。
第二に、北東アジア地域の平和と安定のために、米国、韓国をはじめとす
る国際社会との対話をさらに促進すべきだということ。
特に拉致問題と安全保障上の問題については先方の決断を強く促しました。
拉致問題は国民の生命と安全にかかわる重要な問題です。今回、拉致問題
についての情報が提供されましたが、私は、金委員長に強く抗議しました。
金委員長は過去に北朝鮮の関係者が行ったことを率直に認め、「遺憾なこ
とであり、おわびする。今後、二度とこのような事案が発生しないようにす
る。」と述べました。
早急にご家族との再会や、本人の意思による帰国を実現させたいと思いま
す。そして、今後の交渉の中で、どんな状況で過ごしてこられたのか、どう
して亡くなられたのかということを明らかにしていくなど、ご家族の要望に
応えられるようにしてまいります。
私から「不審船事案が繰り返されてはならない。」と発言し、金委員長は
「軍部の一部が行ったものと思われ、今後、さらに調査をして、このような
問題が一切生じないよう適切な措置を取る。」と発言しました。
核開発疑惑は、国際社会が懸念することがらであり、金委員長は関連する
すべての国際合意を遵守することを明確にしました。重要なことは北朝鮮が
この約束を行動に移すことです。
ミサイル問題は日本の安全にとって重要であり、対話による解決を確認し
ました。金委員長は「今後、期限なく発射を凍結する。」と発言しました。
過去の清算の問題については、これまでの日本の立場に沿ったかたちで、
今後協議していくことになりました。
これで日朝間の懸案が解決されたわけではありません。重大な懸案は引き
つづき存在します。問題解決を確かなものとするためにも、正常化交渉を再
開させることとしました。
さらに、不審船や拉致問題など日本と日本国民の安全にかかわる問題や地
域の安全保障問題について日朝間で安全保障協議を立ち上げたいと思います。
この場をつうじて国民がより安全な環境の中で生活できるよう懸案の解決を
図りたいと思います。
米朝関係については、金委員長から「常に対話の門戸を開いている。日本
からもこのことを伝えてほしい。」との発言がありました。
韓国との関係について、金委員長は「協力関係が円滑に進んでいる。」と
述べました。今後、日米韓3カ国をはじめとする関係諸国が緊密に連絡を取
り、朝鮮半島の緊張を緩和し、この地域に平和をつくっていきたいと思いま
す。
「日朝平壌宣言」の原則と精神が誠実に守られれば、日朝関係は敵対関係
から協調関係に向けて大きな歩みをはじめることになります。
私は北朝鮮のような近い国との間で懸念を払拭し、互いに脅威を与えない
協調的な関係をつくりあげることは日本の国益に資するものであり、政府と
しての責務であると信じます。
今後とも皆様のご理解とご協力を賜りたいと思います。
これは メッセージ 1 (mitokoumon_2002 さん)への返信です.