コンドリーサ・ライス外交問題担当補佐官
投稿者: cfx789 投稿日時: 2002/12/12 00:40 投稿番号: [31004 / 232612]
それに対して3番目の派閥が、コリン・パウエル国務長官と、
コンドリーサ・ライス外交問題担当補佐官
(プレジデンシャル・エイド・フォー・フォーリン・アフェアーズ)
のハト派路線の閣僚たちである。
この黒人チームは外国の首脳たちに大しても温和である。
「アメリカが一国で世界を管理し続けることはもう出来ない。
今のアメリカには最早そんな余裕は無い」
と正直に穏やかに話す。
アメリカとしては、世界の各地域(リージョン)の紛争に対しては極力、
直接的な軍事介入を避けて、なるべく各地域内の勢力均衡
(例えば日本と中国、アルゼンチンとブラジル、インドとパキスタンの対立)
による安定に期待して秩序維持を図るという政策思想である。
これをライス女史はノンエンタングルメント・ポリシー
( Non-entanglement Policy 非関与政策。
海外の問題にアメリカがなるべく絡まらない政策)
として打ち出した。
この軍事力の行使抑制の立場は、政策立案実行者(ポリシーメイカー)
レベルでのハト派の思想であるから、
決していわゆるリベラル派学者や言論界にあふれている、
現実味の無い空理空論の反戦平和思想ではない。
実際にアメリカ帝国の長期の対外政策体系の土台となっている政策思想である。
ブッシュはライスから毎日のようにこの世界管理の戦略を、
家庭教師の授業のように受けて来ており、
常に冷静沈着であるべき指導者としての素養を身につけるように、
計画的に育成されたのだとも言える。
長期の外交・軍事戦略としてはこのパウエル=ライス派の政策が正しいだろう。
ブッシュがこの立場の冷静な大人の態度を取ろうとしていることを、
アメリカ国民も理解してから支持率も高いのだろう。
ただ、アメリカの景気がこの先予想を越えて深刻なほどに崩れ続けたり、
外国との緊張が極度に高まった時にこの理想主義と消極主義で間に合うのか、
となるとはなはだ疑問である。
だからチェイニー=ラムズフェルドの軍事積極派から
「そんな生ぬるいやり方で、世界を管理出来ると思っているのか」と、
突き上げられている。
両者は激しく睨み合っている。
http://soejima.to/boyakif/wd200104.html
これは メッセージ 1 (mitokoumon_2002 さん)への返信です.
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