小泉首相の訪朝と課題について☆☆☆☆☆

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北朝鮮との交渉_拉致問題

投稿者: takahara_t_ieice 投稿日時: 2002/12/02 17:40 投稿番号: [28572 / 232612]
  2002.12.02時点で拉致問題の解決について、以下の問題を指摘し、一部提案をします。

問題1.2002.09.17「平壌宣言」が北朝鮮ペースであることの認識が未だに政府にないこと。これが第一の問題。

  「平壌宣言」では、国交交渉のテーマとしては、経済協力の具体的な規模と内容他三点のみが明示されました。

  拉致問題については、拉致という言葉も謝罪の言葉もなく、「今後」の問題として述べられているだけです。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/kaidan/s_koi/n_korea_02/sengen.html
これが、北朝鮮に、拉致問題は、「基本的に解決済」で「実務レベルで協議すればいい」といわせる根拠を与えてしまいました。

  経済協力について、日本政府が「国交正常化の後、双方が適切と考える期間にわたり、無償資金協力、低金利の長期借款供与及び国際機関を通じた人道主義的支援等の経済協力を実施する(以下略)」ことを約束したこととはえらい違いです。

  第一の問題は、殆どの日本国民を含めてですが、関連する複合問題についての大局的、総合的判断が出来ないという問題です。

問題2.   政府は、10月に1、2週間という北朝鮮との約束の上で被害者5人を帰国させたが、被害者日本滞在中に一転そのまま日本永住、子供も帰国させるということを、一方的に決めてしまった。当然のことに北朝鮮との交渉は膠着状態に入り、現在に至っている。これが第二の問題。

  問題1のような日本政府と北朝鮮とのギャップをかかえたまま第一回国交回復交渉にのぞみ、一方的に「永住帰国」を決めてしまったので、当然のように、
  北朝鮮は、被害者を「約束通りいったん戻し、子供と話し合う」ことを主張しました。
  日本側は「拉致という犯罪行為が原点であることを考えるべきだ」と強く反発し、一方、北朝鮮側は、日朝平壌宣言に盛り込まれた経済協力を要求しました。
http://www.sponichi.co.jp/society/kiji/2002/10/30/02.html

  その後現在まで膠着状態のままです。

  最近の12月1日の「政府発表前、拉致被害者5人自ら永住決断」という読売の記事
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20021201-00000301-yom-pol
はスクープというより、判断ミス対応の政府筋の意識的リークと推測します(としたら余りにも「見え見え」ですが)。

  「帰国問題」についてのppiippll さんの28204「grassskiingさん」は極めて良識的な意見だと思います。日本政府が、「昔」の「拉致という犯罪行為が原点である」ので、それに起因する「現存」の事態に対する約束を破っていいということは成り立ちません。

  つまり、第二の問題のひとつの面は、別々に解決を要すべき問題に感情的な関連付けをしてしまうことです。
  感情的な関連付けは、また例えば、拉致問題と経済協力問題は論理的に基本的には関係なく、独立に解決すべき問題であるのに、前者が解決しないのに後者に取り組むべきでないという策に行き着きます。

  以上をふまえて当面の膠着状況を解決するための提案を二つしたいと思います。

  一つは、被害者とその子供の、中国での一時的再会或いはこれに類する案の線で当面水面下で折衝することです。
  被害者を一時的に北朝鮮に「返さない」、「返す」(「行く」、「行かせない」というのが正しいですが)のいずれも今となっては解決策にならないからです。この点だけppiippll さんの28204と異なります。

  二つめは、一つ目と同時並行で、人道支援を含めた経済協力問題を、これも当面水面下で折衝することです。理由は、こうでないと北朝鮮はのってこないということと、拉致問題と経済協力は本来独立の問題だからです。
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