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山男デルスウと日本人

投稿者: eslp1200 投稿日時: 2002/11/30 05:38 投稿番号: [27714 / 232612]
黒沢明監督の「デルスウ・ウザーラ」を御覧になった方もいらっしゃるかと思うが、あの映画の主人公デルスウは「ナーナイ人」だった。

ところで「ナーナイ人」とは何か。これはロシアのアムール川流域に住む少数民族で、人類学的には「ツングース」のひとつである。

ではツングースとは何か。

これは、エベンキ人、ウデヘ人、朝鮮人などの8つの族から成る集団であり、おそらく1万2千年以上前にシベリア方面からアムール川流域へと南下し、定住した人々である。

そして最新の人類学の成果によると、縄文人も、バイカル湖方面から樺太・北海道へと移住してきた人々であるという説が浮上し、非常に有力な説となっている。


さて、以上で出てきた「ナーナイ」「エベンキ」「ウデヘ」「朝鮮」「日本」の言語は、非常に似通っている。もっと正直に言えば、比較言語学的にはほとんど同一語族といっても過言でない位に似ているのだ。

以上から言えるのは、日本語と朝鮮語が似ているのは、そのルーツがともにシベリアにあるからなのである。日本と朝鮮との古代文化交流は論理的に必要ではないのだ。

この点が西尾先生の著作では見落とされているのが残念でならない。改訂版を出すときにはぜひ考慮していただきたいものだ。

なお参考として東京外語大学のツングース研究第一人者のHPのURLを紹介する↓
www.tufs.ac.jp/ts/personal/kazama/top.html
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