小泉首相の訪朝と課題について☆☆☆☆☆

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NWの日本特集記事 → 外交

投稿者: jig1868 投稿日時: 2002/11/29 09:02 投稿番号: [27234 / 232612]

アメリカ任せはもう終わり、日本が国際政治の舞台で独自のビジョンを打ち出すべきときがきた




いま世界の最大の関心事といえば、まちがいなくアメリカのイラク攻撃だ。


軍事行動を行うべきか、行わざるべきか。

ドイツのゲアハルト・シュレーダー首相、イギリスのトニー・ブレア首相、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領、中国のチアン・ツォーミン   (江沢民国家主席)   など、世界の主だった国々の指導者たちは、この問題について賛成・反対の声を上げている。


しかし、いつまでたっても声が聞こえてこない国がある。

そう、日本だ。


もっとも、そんなことには今さら誰も驚かない。

日本が傍観者として沈黙していることに、世界はすっかり慣れてしまった。


日本は国際政治の主役として振る舞うための   「道具」   を数多くもっている。

経済の規模は世界第2位だし、核兵器以外の通常戦カに関してはアジア最大級の軍事カを擁している。

アジアで唯一の主要国首脳会議   (サミット)   参加国でもある。


これまで日本は、せっかくの道具をほとんど道具箱にしまったままにしてきた。

日米安保体制の背後に隠れることができたおかげで道具を取り出す必要がなかったという面もあった。


しかし、状況は変わりはじめている。

中国の台頭で日本もうかうかしていられなくなったし、近隣諸国の日本に対する期待も高まっている。

日本は新たな外交を積極的に展開することを求められはじめた。



【対米遣随を見直す時期?】


日本が国際政治の表舞台に躍り出るときが、いよいよ訪れたのかもしれない。

「日本にとって、今は第2次大戦後最大のチャンスだ」   と、中国社会科学院日本研究所の金駄樹   (キン・シート)   は言う。

そのチャンスを受け止める度胸が、日本にあるだろうか。


あるはずだ。

これまでも日本外交が、すべてアメリカの言いなりだったわけではない。

死活的な国益がかかっている場合は、しばしば独自の道を選択してきた。


「   (日本は)   たびたびアメリカの政策に反抗してきた」   と、外交問題評議会のシニアフェロー、エリック・ヘギンボサムは言う。

「天安門事件の後、最初に中国との関係を回復したのは日本だったし、ベトナムやミャンマー   (ビルマ)   に進出したのも早かった」


原油供給を依存する中東諾国との関係では、日本は親イスラエルのアメリカと異なる立場を取り、アラブとパレスチナの   「友人」   として振る舞ってきた。

昨年の同時多発テロ後も、ジョージ・W・プッシュ米大統領に   「悪の枢軸」   と名指しされたイランとの関係を強めている。


9月17日には、小泉純一郎首相が北朝鮮   (朝鮮民主主義人民共和国)   を訪問した。

北朝鮮も、ブッシュが   「悪の枢軸」   と決めつけた国の一つだ。


小泉と金正日   (キム・ジョンイル)   総書記の首脳会談で、日本が北朝鮮側からいくつかの約束を引き出したことにより、アメリカは北朝鮮に対する軍事行動を正当化しにくくなったかもしれない。

「日本は、自国の裏庭でアメリカにカウボーイ的な行動を取らせないように、東アジアでさまざまな政治的な努カをしている」と、ヘギンボサムは言う。
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