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歴史に対する好き嫌いは個人の自由

投稿者: keewswen1868 投稿日時: 2002/11/23 19:20 投稿番号: [25117 / 232612]
>2万人のレイプってなんだよ。誰がいつどこで、どのくらいの期間を掛けて調査してなんで2万人になったんだよ。


参考までに以下に引用しますが、歴史は単なる経験に過ぎませんから、好き嫌いの色を付けるのは本人の自由です。

私は日本の過去の悪行は真実と信じていますが、それでも日本が嫌いにはなっていません。

日本は最も将来性があり、また世界に貢献できる可能性が最も高い国と確信しています。



     ・   ・   ・   ・   ・



御所についていえば、裕仁はたしかにそこで多くの時問を費やした。

宮城内に大本営を設置するよう命じたからである。

これが裕仁の司令本部だった。

まず、南京虐殺がはじまる直前にそこに詰めた。

数には諸説あるが、南京でほぼ2万人の女性が強姦され、20万人ほどの人が虐殺されたという報告は多数存在する。

裕仁はただちにこのテロを監督した将校たちの労に報いた   (司令官のひとりは婚姻により裕仁の叔父にあたった)。

南京事件発生とほぼ同時に、目撃談が公表された。

世界各地で   (また日本でも)   嫌悪の声があがった。

それでもどういうわけか、御所にいた男は何も知らなかった、とわれわれには伝えられている。


刺すように冷たい葬儀の日の直前、毎日新聞はアリスティディス・ジョージ・ラザラスという人のインタヴュー記事を掲載した。

すでにニューヨーク郊外に引退して久しかったラザラスは、ロックフェラー・センターの同新聞社支局で記者に話す機会を得て、それまで背負ってきた重荷をおろすことにした。

彼は、当局筋であれ、修正主義側であれ、ごたいそうな歴史とは無関係だった。

しかし、海兵隊将校で弁護士のラザラスは、1946年から48年までの極東国際軍事裁判でA級戦犯の弁護を担当した。

裁判が開始されると、トルーマン大統領の命を受けた人物が、裕仁の有名な戦時内閣の首相で、当時、巣鴨拘置所にいた東条英機元首相に接触するよう要請してきた。

裕仁を救う決定が下され、その工作を実行する   ・・・・・   日本再建のために裕仁は免責されるが、その代わりに東条自身の罪は免れない旨、説明するという任務だった。

ラザラスは任務を果たしたが、あるまじき命令を決して忘れなかった。

知られるように、東条は天皇に忠節を尽くして最後の任務を受け入れ、絞首刑に処せられた。

歴史家は長らく、東条に圧力がかかったとみてきた。

ラザラスはそれを確認する証言を示し、具体的な工作内容を明らかにした。

しかし、裕仁の戦時中にかんする証拠の多くと同様、ラザラスが明かした歴史の一片はほとんど注目されずにおわった。





『日本人だけが知らない日本のカラクリ』   p.250〜251より引用、新潮社2000年発行、

著者はパトリック・スミスで、元ヘラルド。トリビューン紙の日本特派員、米国人。

この本をタイム誌は   「冷戦後の日本についての優れた入門書」   と評した。
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