小泉首相の訪朝と課題について☆☆☆☆☆

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『自主防衛を急げ!』その3

投稿者: kisikaisei2004 投稿日時: 2011/11/18 22:10 投稿番号: [232387 / 232612]
CIAとペンタゴンは、今後二十年間の中国の経済成長率と軍事予算成長率は、アメリカの経済成長率と軍事予算成長率をはるかに超えるだろう、と予測しています。のちに詳しく説明しますが、二〇二〇年代になると東アジァ地域における米中の経済力・軍事カバランスは「中国優位・米国劣位」になっている可能性が強い。国務省、CIA、ペンタゴンの戦略立案者のなかには、「アメリカはいずれ、東アジアからの撤退を余儀なくされるかもしれない」と予測している者もいます。敗戦国日本の護憲左翼・親米保守というコラボレーショニスト集団が「東アジア地域の新しいバランス・オブ・パワー環境に、どう対応するか」が見ものです。

ここで思い出すのはニクソン、フォード両政権で国務長官を務めたキッシンジャーの論文です。私は、キッシンジャーの性格(利己的で陰険、狡滑、偽善的、強欲、サディスティック)が嫌いなのですが、しかし彼の頭脳はきわめて明晰です。彼は、歴史の流れとバランス.オプ.パワーの推移に対していシャープな分析力と深い洞察力を持っ人です。キッシンジャーには、日本の護憲左翼と親米保守の双方に特徴的な「国際関係に対する甘い幻想」がいっさいありません。

そのキッシンジャーが「戦争に負けて敵軍に占領された国には、二っの対応策しかない」と指摘しています。それらは、

①占領軍に対して、長期間の徹底的なゲリラ戦を実行する。

②目先の利益と安全を確保するため、占領軍に協力し服従するコラボレーショニストになる。

①についていえば、第二次大戦後のアルジェリア、ベトナム、アフガニスタン、レバノン、パレスチナ等のように、たとえ正規軍同士の戦争で完敗してもゲリラ戦士になって何十年も抵抗を続ける、占領国がギプ・アッブするまでゲリラ戦を止めない、ということですから、人的にも経済的にも大変なコストを払うやり方です。

それにたいして②のコラボレーショニスト政策は、はるかに楽です。少なくとも国民を大量に殺されなくてすみますし、せっせと服従し恭順の意を示していれば、そのうち峻烈な占領政策を緩和してくれるかもしれない、という希望を持つことができます。
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