小泉首相の訪朝と課題について☆☆☆☆☆

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Re: 嗚呼金正日同志万歳

投稿者: tachstone 投稿日時: 2006/08/29 05:11 投稿番号: [229127 / 232612]
自分勝手なことをして、相手から文句を言われれば、相手が悪いと言うだけの外交はない。

もっとも自立できるのであれば別だが・・・。

ましてや靖国参拝は国内問題だ。

過去の歴史を見ても中国の言い分がすべて非理というものでもない。

日本が無視すれば澄むものではない。

中国との整合性を図るためにも外交は必要だ。

自分の利益の主張は交渉の場ですべきものだ。

中国なくして立国は難しい日本だ。

やはり交渉だ。

さらに「靖国参拝」が国威の発揚になるのか?疑問だな。

国論は見事に割れてしまった。

これは他国に「私の国を侵略してください」と言うのと同じだ。

近世の中国の歴史を見てもそうだ。国論が分裂していたから、欧州諸国の侵略を招いた。もちろん日本もそれに便乗して中国に利益を求めた。

ヨーロッパの歴史を見るがよい。ほとんどが国論の分裂が侵略を招いている。

また西洋諸国の歴史を見ても国論の分裂が悲劇を招いている。

戦乱の中で、外交に背を向けた国はない。外交で国の生き残りを図っている。

靖国で粋がっている日本の姿は哀れを催す。余りにも幼すぎる。外交なしの国は滅びる。

靖国問題は他の分野特に経済交流でに不の遺産となって帰ってくる。いわばブーメランのようなものだ。

国威の発揚なら領土問題が一番いいのだ。

中国は見事にそれを演出して見せた。

石油盗掘、鳥島への干渉、尖閣列島自国領の主張、原潜の日本領海侵犯。常に自国外の問題だ。これは国威の発揚に非常に効果的だ。

ところが、これは靖国問題を薄めるために日本が朝貢した贈り物だ。

外交は必ずギブ&テイクだ。中国に「靖国カード」を切らせてはいけない。「靖国カード」を自ら中国に与えてはいけない。

靖国参拝が中国の世論の分裂に効果があれば、それはそれなりの外交ではあるが、中国は見事に国論を制御した。

さらに国際政治上は、国論を統一した国がサバイバルには限りなく有利だ。強力なリーダー出現が望まれる。つまり専制国家が有利だ。

民主主義政治は愚集政治だ。国論の統一にはもっとも時間を要する制度だ。

中国は専制国家だ。チベット問題など爆薬を抱えれはいるが。これも現在は制圧して対外的には問題はない。

だから日本に比して圧倒的に有利だ。

こういう状況の下で国論の分裂を公にする、しかも元首自ら国論の分裂を作り出す。これは異常だ。

民主主義体制で、国論の統一を継続することは至難の技だ。血の出るような采配が元首には求められる。小泉が国論の問いうつに心血を注いできたかと言えば大いに疑問だ。

民主主義を錦の御旗にしているのが多いが、民主制度がベストだと言った学者はいない。理想は哲人政治だ。しかし哲人は連面とは続かない。哲人が欠如するとその国は悲劇だ。

だから、その補完として民主制度が持ち出されるのだ。

ホッブスは君主論を説いた。モンテスキューは三権分立を説いたが、民主主義を至上としたのではない。仕方なく民主主義を持ち出しただけだ。

日本はことのよしあしは別として、民主国家だ。生き残るには外交以外にない。その外交を疎かにしているのでは、中国の思う壺だろう。

日本の哲人は出ない。専制国家も嫌だと言うことであれば、現体制での生き残りを図る以外にはない。

それには国民の政治意識の高揚が求められる。余りにも現状は低すぎる。

小泉の靖国参拝に手を叩いて喜ぶようでは、日本将来はない。

このままでは中国を利するばかりだろう。

今こそ国民は目覚めるときだろう。
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