患者への対処方法
投稿者: junksai 投稿日時: 2006/05/07 22:05 投稿番号: [228049 / 232612]
統合失調症について 2006年05月07日
http://www2f.biglobe.ne.jp/~yasuq/schizophrenia2.htm
妄想というのは,強固な信念で,明らかに間違っているのに決して訂正されず,本人が確信しているものをいいます。私たちが,「あの人は私のこと嫌っててイジワルしているのかもしれない...」などと半信半疑に思っているのは妄想とは言いません。例えば,「○○が自分の才能を妬んで様々な嫌がらせをしてきている。電話は盗聴されているし,電子メールも全てハックされている。このままでは私の発明は全て盗まれて先に特許をとられてしまうに違いない」,こういうことを言っている人に「そんなことあり得ませんよ,大丈夫ですよ」と忠告してあげると,「いや,これは確実なことだ。証拠もある。さてはお前も〇〇の回し者だな!」などと言われた場合,これはかなり妄想に近いと言えるでしょう。
Q:幻覚や妄想に対し周囲の人間はどう接すればいいのか? A:幻覚や妄想といった症状は患者さん本人を翻弄し消耗させるだけでなく,家族や友人,ご近所さんといった周囲の人達をも巻き込んで振り回すような結果になってしまうことがあります。もちろんこれは病気がさせていることですし,患者さんも好きで病気になったわけではありませんから,患者さんを責めても仕方ないことです。しかし,だからといって巻き込まれっぱなしでも困るわけで,何らかの対処はしなければなりません。
まずあなたが患者さんの友人やご近所さんという立場にいる場合。この場合,患者さんの症状に本気で向き合うのは大変困難ですし,治療上も勧められません。症状に巻き込まれる人の数が多いほど症状はエスカレートしていきます。全ては家族の方に任せ,あなたはあまり係わり合いにならない方が良いでしょう。ですから対応のポイントは「いかに患者さんと距離をとるか」と「いかにご家族をサポートできるか」に絞られると思います。
患者さんと会って話をする,長電話するなどはできるだけ避けた方が無難でしょう。それでも接触を避けられず,幻覚や妄想に基づく話になってしまった場合は,「そんなことはあり得ない」とか「それは明らかに間違っている」といった説得や議論・対決は避け,「私にはそういうことは起こってないけどなあ」とか「う〜ん,ちょっと違うような気もするけどなあ」ぐらいの相づちにとどめましょう。また,ヘンに迎合して妄想的な話にでも「そうだね,その通りだね」などというのは症状を助長するだけなので避けるべき。
また患者さんの家族の方に対しては,「私のところへこんなことを言って来られました」とか「こんな様子でした」とかできるだけ本人に関する情報を伝えておくべきです。治療上とても重要な情報になるかもしれませんので。ご家族の前では知らん顔をしていて,友人にだけ症状を見せるなんていう患者さんも結構おられます(この場合,友人としての信頼を裏切るようでとてもツライものがありますが...)。
http://www2f.biglobe.ne.jp/~yasuq/schizophrenia2.htm
妄想というのは,強固な信念で,明らかに間違っているのに決して訂正されず,本人が確信しているものをいいます。私たちが,「あの人は私のこと嫌っててイジワルしているのかもしれない...」などと半信半疑に思っているのは妄想とは言いません。例えば,「○○が自分の才能を妬んで様々な嫌がらせをしてきている。電話は盗聴されているし,電子メールも全てハックされている。このままでは私の発明は全て盗まれて先に特許をとられてしまうに違いない」,こういうことを言っている人に「そんなことあり得ませんよ,大丈夫ですよ」と忠告してあげると,「いや,これは確実なことだ。証拠もある。さてはお前も〇〇の回し者だな!」などと言われた場合,これはかなり妄想に近いと言えるでしょう。
Q:幻覚や妄想に対し周囲の人間はどう接すればいいのか? A:幻覚や妄想といった症状は患者さん本人を翻弄し消耗させるだけでなく,家族や友人,ご近所さんといった周囲の人達をも巻き込んで振り回すような結果になってしまうことがあります。もちろんこれは病気がさせていることですし,患者さんも好きで病気になったわけではありませんから,患者さんを責めても仕方ないことです。しかし,だからといって巻き込まれっぱなしでも困るわけで,何らかの対処はしなければなりません。
まずあなたが患者さんの友人やご近所さんという立場にいる場合。この場合,患者さんの症状に本気で向き合うのは大変困難ですし,治療上も勧められません。症状に巻き込まれる人の数が多いほど症状はエスカレートしていきます。全ては家族の方に任せ,あなたはあまり係わり合いにならない方が良いでしょう。ですから対応のポイントは「いかに患者さんと距離をとるか」と「いかにご家族をサポートできるか」に絞られると思います。
患者さんと会って話をする,長電話するなどはできるだけ避けた方が無難でしょう。それでも接触を避けられず,幻覚や妄想に基づく話になってしまった場合は,「そんなことはあり得ない」とか「それは明らかに間違っている」といった説得や議論・対決は避け,「私にはそういうことは起こってないけどなあ」とか「う〜ん,ちょっと違うような気もするけどなあ」ぐらいの相づちにとどめましょう。また,ヘンに迎合して妄想的な話にでも「そうだね,その通りだね」などというのは症状を助長するだけなので避けるべき。
また患者さんの家族の方に対しては,「私のところへこんなことを言って来られました」とか「こんな様子でした」とかできるだけ本人に関する情報を伝えておくべきです。治療上とても重要な情報になるかもしれませんので。ご家族の前では知らん顔をしていて,友人にだけ症状を見せるなんていう患者さんも結構おられます(この場合,友人としての信頼を裏切るようでとてもツライものがありますが...)。
これは メッセージ 228039 (kumoppu さん)への返信です.