小泉首相の訪朝と課題について☆☆☆☆☆

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舞台裏を支えた安倍晋三・斎木昭隆ライン

投稿者: bmmkx155 投稿日時: 2006/04/29 22:36 投稿番号: [227938 / 232612]
「ブッシュ大統領に会いたい」

  内閣府の拉致被害者連絡担当者から面会を希望する相手を聞かれ、横田早紀江さんは迷うことなくそう答えた。伝え聞いた安倍晋三官房長官も、もしそれが実現すれば拉致問題を世界にアピールするうえでの絶好の機会になると密かに期待をした。
  しかし、現実はそれほど甘くはなかった。

「大統領は拉致被害者本人でなければ会わない」

  そう米国側が回答してきたのである。
  回答を受け、安倍晋三官房長官と斎木昭隆駐米特命全権公使、いわゆる「北朝鮮強硬派ライン」は即座に動きだした。

「早紀江さんも被害者だ」

  安倍晋三氏は長年の知己であるハドリー米大統領補佐官に電話で直に訴え、さらに大統領と最も親しいシーファー駐日大使にも仲介を依頼した。
  その頃、ワシントンでは斎木氏が加藤良三駐米大使らと連携し、クラウチ大統領副補佐官に、

「横田早紀江さんに会ってもらえるよう、ブッシュ大統領に働きかけてはもらえまいか」

  そう、くり返し要請していた。

  クラウチ氏から安倍氏に「面会OK」の連絡が入ったのは今月19日のことである。
  おりしも国内では、日本政府に経済制裁を含む強硬措置を義務づける「北朝鮮による人権侵害問題対処法案」が自民・公明両党から、また、民主による「北朝鮮による拉致被害者の人権問題を救済するための法案」がそれぞれ提出されようとしていた頃であった。
  日本は眠れる獅子か、或いは病気の豚か。その真価が今、まさに問われようとしている時期なのかもしれない。
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