小泉首相の訪朝と課題について☆☆☆☆☆

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竹島…日本外交の勝利 2

投稿者: moriya99 投稿日時: 2006/04/28 01:40 投稿番号: [227879 / 232612]
今回の交渉で谷内次官が「両国は日韓のEEZ境界画定協議を五月中にも再開する」と
合意してきたことが重要だ。領土画定すなわち国境線を明確にしないまま
EEZを画定することはできない。
これまでの韓国政権ならば、玉虫色の妥協も可能であったろうが、
反日ナショナリズムを権力基盤の道具とする盧武鉉政権は玉虫色解決を拒否するであろう。
この韓国の強硬姿勢を逆手に取るのだ。

協議の場で、韓国政府としては「独島」が韓国領であると主張し、
日本政府としては竹島が日本領であると主張し、双方の主張は完全に対立しているという
事実を外交文書に残すのである。日本側は
「韓国としては、日本に強硬な姿勢を示したという記録が残るから、
この方が世論対策としてもいいだろう」と言って引っかけるのだ。

竹島問題を領土問題であると韓国側に認知させれば、
今後の交渉技法次第で時間はかかるが竹島を日本に取り戻すことが可能になる。
今回、日本外交はその入り口を開くことに成功しかけている。谷内戦略をうまく発展させることだ。

日本外交の慣例では、外務事務次官は東京の司令塔でデンと構え、
外交交渉のために外国に赴くことはない。
今回、そのおきてを破って、谷内氏はソウルに赴いた。
谷内氏は今回の交渉が決裂したら外務省を去る腹を固めていたと筆者は見ている。
「外交は人」であるが、今回は谷内正太郎というサムライの胆力が韓国のタフネゴシエーターを押し切った。
谷内氏は独自の外交哲学と「官僚道」をもつユニークな外交官だ。
次回は筆者が見聞した谷内正太郎像を読者に紹介し、外交官とはどうあるべきかについて考えてみたい。
(今回ここまでで終わり)
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