北朝鮮:三大革命運動のバカ話2
投稿者: sofiansky2003 投稿日時: 2006/04/06 00:01 投稿番号: [227571 / 232612]
少し古くなると、エンジンをかけるのに普通2、30分かかる。
だから運転手は、昼休みなど休憩の時もエンジンをかけっぱなしにする。
そうしなければクルマを効率的に使えないからだ。
それで、農場に派遣されてきた三大革命小組は「燃料の浪費だ、国家財産の無駄使いだ!」と、運転手を批判する。
運転手は少し抗弁するが、さからいつづけると「保守主義者、経験主義者」などのレッテルを張りつけられ、つるしあげられ、下手をすると追放されることがわかっているので、三大革命小組のいうとおりにしたがう。
しかし、それがかえってマイナス。
エンジンを止めるたびに、それを始動させるのに2、30分もかけるので実質的にクルマの用をなさないのだ。
それにもかかわらず、三大革命小組は、「燃料の浪費は犯罪だ」とゆずらない。
しかも長時間かけてエンジンをかけたり、とめたりしているうち、トラクター1台を残し、みな働かなくなった。
こうなると、あとは労働力を酷使する手しかない。
三大革命小組はやたらと会議や決起集会を開き、整地や耕地作業の”超過達成”を決議させ、朝早くから夜遅くまで農民や生徒、学生の尻をたたく。
しかしこんな、強引な作業には手抜きがつきものだ。
かれらは土地にくわやすきを入れても、深く入れようとはしない。
形だけの田や畑ができあがっても作物はよく実らない。
このような悪循環をくりかえすだけだが、それでもかれらは三大革命小組の”成果”として、上部にはいつでも高い生産目標の”超過達成”と報告する。
先にいったような水増し統計数字を用いてのことだ。
(先の引用に戻って)
三大革命小組運動は金正日に絶好の機会をあたえた。
党に対する金正日の統制力が強化され、党全般を掌握できるようになったのだ。
みなが金正日に注目始めた。
そして三大革命小組たちは自然発生的に「金正日親衛隊」となり、金正日の支持基盤を広めた。
しかし、金正日の威勢を借りた若い小組員たちは、専横と腐敗、そして既存幹部たちとの反目を呼び起こし、深刻な副作用を起こした。
三大革命小組運動は20年近く命脈を保ち、その副作用があまりにも深刻になった1994年、金正日の内部指示で人知れず廃止される。
(next)
これは メッセージ 227570 (sofiansky2003 さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/1143583/beaec0tbcsaja4nkacdaba4h2ddbja4ka4da4a4a4fa1ya1ya1ya1ya1y_1/227571.html