ブッシュ・小泉後の日米関係(2/2)
投稿者: komash0427 投稿日時: 2006/03/20 20:50 投稿番号: [227175 / 232612]
急速に細る人的パイプ
米軍再編に伴う在日米軍の再配置問題、自衛隊と米軍との連携強化など一連の流れの中で、日米防衛当局、制服組の関係はこれまでにないほど「良い状態にある」(ライト在日米軍司令官)と言われる。しかし、これは唯一の例外に過ぎないとの見方が多い。ワシントンの外交サークルでは「防衛・軍事以外の側面、たとえば外交でも経済でも日米間の対話、人的パイプは急速になくなりつつある」との認識が支配的になっているのである。
そうした懸念を杞憂と片付けることはできない。国務省ではアジア政策を志向する若手のほとんどが中国を視線の先に置き、学会でも「日本」を専攻する学生は減りつつある。政界に目を転じれば、かつては活発だった日米議員交流もすっかり下火となっている。アーミテージ氏と強い信頼関係で結ばれている加藤良三駐米大使以降、米側に広く受け入れられる人材も日本で育ってはいない。
偶発的な「個人的関係」に依拠
ブッシュ大統領の信任が厚いシーファー駐日米大使は就任直後から、任期内の課題の一つとして「日米同盟の機関化(Institutionalization)」を挙げていた。政治レベルで言えば「レーガン・中曽根」「ブッシュ・小泉」、事務レベルでは「アーミテージ・加藤」などといった個人的な関係に頼らなくても、日米関係、日米同盟を永続的に維持できるような重層的な構造を造り上げ、誰が責任者になっても大差ないようにしたいという、問題意識がその背景にはあるのは間違いない。
だが、それは裏を返せば、日米同盟が依然として偶発的な「個人的関係」にその多くを依拠しているとの危機感の表れでもある。仮に「機関化」が十分進まない段階で、個人ベースの交流パイプが途絶えてしまったらどうなるだろうか。答えは誰の目にも明らかだろう。
◇ ◇ ◇
「同盟とは酸素のようなもの。失って、初めてその大切さが身に沁みるのだ」――。日米同盟が漂流していた1994年、同盟の意義を再確認するために有名な「ナイ・イニシアティブ」を発動させた米ハーバード大学のジョセフ・ナイ教授はかつて、こんな表現で日米両国の政府関係者、有識者に同盟の重要性を再認識するよう呼びかけた。あれから10年余。その言葉の意味を改めて噛み締めなければならない時期が来ているのかもしれない。
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>ブッシュ米大統領は16日、新たな「国家安全保障戦略」の報告書をまとめ、公表した。2002年9月に発表した先の報告書では、単独主義(ユニラテラリズム)傾向を強めていた政権の性格を反映して、対イラク開戦の理論的な根拠にもなったと言われる先制攻撃論を展開したのは記憶に新しい。
この報告書、日経的にはイラク戦に反対したスコウクロフトを中心としたリアリストの戦略観が色濃く反映されたものらしい。
いわく、圧制による安定の状態と圧制を解放したことによる不安定の状態のどちらがましかとなるとリアリズムに徹した対応が望ましいとする考えが新ブッシュドクトリンの基本。
軍事力で人の心を変えることはできない、ということか?
>「このままでは日米同盟は空洞化していくのではないか…」
>「韓国の人々との交流は今も盛んだが、日本の古い友人とは疎遠になるばかりだ…」
>ワシントンの外交サークルでは「防衛・軍事以外の側面、たとえば外交でも経済でも日米間の対話、人的パイプは急速になくなりつつある」
親米ポチがおろおろする時代がまたやってくるぞー。
米国が中国に傾こうが日本に傾こうが、日本が独力で拉致問題を解決することができるようになれば、どっちでもいいけど。
米軍再編に伴う在日米軍の再配置問題、自衛隊と米軍との連携強化など一連の流れの中で、日米防衛当局、制服組の関係はこれまでにないほど「良い状態にある」(ライト在日米軍司令官)と言われる。しかし、これは唯一の例外に過ぎないとの見方が多い。ワシントンの外交サークルでは「防衛・軍事以外の側面、たとえば外交でも経済でも日米間の対話、人的パイプは急速になくなりつつある」との認識が支配的になっているのである。
そうした懸念を杞憂と片付けることはできない。国務省ではアジア政策を志向する若手のほとんどが中国を視線の先に置き、学会でも「日本」を専攻する学生は減りつつある。政界に目を転じれば、かつては活発だった日米議員交流もすっかり下火となっている。アーミテージ氏と強い信頼関係で結ばれている加藤良三駐米大使以降、米側に広く受け入れられる人材も日本で育ってはいない。
偶発的な「個人的関係」に依拠
ブッシュ大統領の信任が厚いシーファー駐日米大使は就任直後から、任期内の課題の一つとして「日米同盟の機関化(Institutionalization)」を挙げていた。政治レベルで言えば「レーガン・中曽根」「ブッシュ・小泉」、事務レベルでは「アーミテージ・加藤」などといった個人的な関係に頼らなくても、日米関係、日米同盟を永続的に維持できるような重層的な構造を造り上げ、誰が責任者になっても大差ないようにしたいという、問題意識がその背景にはあるのは間違いない。
だが、それは裏を返せば、日米同盟が依然として偶発的な「個人的関係」にその多くを依拠しているとの危機感の表れでもある。仮に「機関化」が十分進まない段階で、個人ベースの交流パイプが途絶えてしまったらどうなるだろうか。答えは誰の目にも明らかだろう。
◇ ◇ ◇
「同盟とは酸素のようなもの。失って、初めてその大切さが身に沁みるのだ」――。日米同盟が漂流していた1994年、同盟の意義を再確認するために有名な「ナイ・イニシアティブ」を発動させた米ハーバード大学のジョセフ・ナイ教授はかつて、こんな表現で日米両国の政府関係者、有識者に同盟の重要性を再認識するよう呼びかけた。あれから10年余。その言葉の意味を改めて噛み締めなければならない時期が来ているのかもしれない。
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>ブッシュ米大統領は16日、新たな「国家安全保障戦略」の報告書をまとめ、公表した。2002年9月に発表した先の報告書では、単独主義(ユニラテラリズム)傾向を強めていた政権の性格を反映して、対イラク開戦の理論的な根拠にもなったと言われる先制攻撃論を展開したのは記憶に新しい。
この報告書、日経的にはイラク戦に反対したスコウクロフトを中心としたリアリストの戦略観が色濃く反映されたものらしい。
いわく、圧制による安定の状態と圧制を解放したことによる不安定の状態のどちらがましかとなるとリアリズムに徹した対応が望ましいとする考えが新ブッシュドクトリンの基本。
軍事力で人の心を変えることはできない、ということか?
>「このままでは日米同盟は空洞化していくのではないか…」
>「韓国の人々との交流は今も盛んだが、日本の古い友人とは疎遠になるばかりだ…」
>ワシントンの外交サークルでは「防衛・軍事以外の側面、たとえば外交でも経済でも日米間の対話、人的パイプは急速になくなりつつある」
親米ポチがおろおろする時代がまたやってくるぞー。
米国が中国に傾こうが日本に傾こうが、日本が独力で拉致問題を解決することができるようになれば、どっちでもいいけど。
これは メッセージ 227174 (komash0427 さん)への返信です.