小泉政治の影/負の側面に目をつぶるな
投稿者: pichanneko 投稿日時: 2006/02/27 09:47 投稿番号: [226615 / 232612]
大切な国政選挙で総理大臣が叫んだのは、郵政民営化に賛成か?反対か?
郵政に反対した議員は、たとえ仲間であるはずの自民党員でも潰す。
まさに、自分のための郵政民営化。
亀井さんは恐怖政治と言っていたけど、国民は熱狂してしまった。
これまでの日本は改革をしないから駄目だったんだと思い、小泉さんなら変えてくれると信じて自民党へ投票した。
しかし、この日本で、こんなに世の中に貧富の差が出来る時代が来るなんて、少なくとも自分が大人に成ってからは初めてです。
小泉さんが首相になって日本は本当に良かったのかな?
確かに対外的には、日本の地位は大きく向上したし、自衛隊もイラクへ行き「アメリカ」に認められた。多くの国民が望んだのだけど・・・。
でも、肝心の日本国内はどうだろ。やはり、まだまだ痛みに耐え足らないというのかな?
もしもやり直せるものなら、冷静になってあの選挙をやり直してみたいな。
あの時は、私も自民党へ投票したけど、独裁は良くないし、抵抗勢力も必要だと思うから。
http://www.sanin-chuo.co.jp/column/modules/news/159116033.html
昨年秋まで小泉政権は順風満帆だった。しかし、年末には耐震強度偽装事件、今年になってライブドア事件や米国産牛肉の問題、さらには防衛施設庁の官製談合の摘発などで、厳しい逆風が吹き始めている。
そうすると、昨年九月の総選挙は何だったのか。もう一度考えさせられる。選挙の結果は民意であるから、自民党が二百九十六議席を得て圧勝した事実は素直に受け入れざるを得まい。前原誠司民主党代表が「膨れ上がった自民党の議席は粉飾決算だ」と指摘するのは、言い過ぎだろう。
ただ、小泉純一郎首相は、この選挙で「郵政民営化」しか叫ばなかったわけだから、有権者の支持は、その郵政改革とせいぜい「改革への熱意」への支持だったと言えなくもない。
共同通信社が一月末に実施した緊急電話世論調査で、市場原理導入や規制緩和などの構造改革について「見直すべきだ」との声が50・6%に達したのは興味深い。改革支持の国民が急に減り、改革反対派が急増したわけではないだろう。多くの国民が、かねて構造改革の持つ負の側面を心配していたと思う。それが総選挙時点では、抵抗勢力が力を盛り返して改革が頓挫する、と考えて小泉支持に回っただけだ。
こうした当初からあった国民の懸念は、今や国会の場でも取り上げられている。しかも、その声は野党ばかりか「過疎地域や離島は苦しい状況だ。まさに日本国内が光と影に二極分化し、格差が広がっている」(青木幹雄自民党参院議員会長)、「構造改革の進展で格差拡大というゆがみが日本社会の足元で広がっている」(神崎武法公明党代表)と、与党内からも起きている。
「光と影」の二極分化、格差社会の拡大という問題が象徴的に表れたのがライブドア事件だ。ライブドアが急成長できた背景に、小泉首相が主唱した構造改革があった。市場原理主義が行き過ぎると「人の心は金で買える」式の拝金主義、企業の時価総額を増やすためには何でもありのファンド資本主義に行き着く。その中心人物だった堀江貴文ライブドア社長(当時)を総選挙の「刺客」候補に仕立てたのも「小泉自民党」だ。
自民党が戦後、長期政権を維持できたのは、社会の階層分化を防ぎ、都市と農村の格差が生まれないよう細心の注意を払ってきたからだ。そこに、既得権益や「政財官」の癒着が生まれたから、小泉首相が「聖域なき構造改革」を掲げて切り込む意義はあった。
だが、構造改革を進めることだけに目が行き、それによって生まれる「負の側面」に目をつぶるのであれば、構造改革の大義そのものが怪しいものとなる。
小泉首相は「成功者をねたんだり、才能のある人の足を引っ張ることは厳に慎まないと、社会全体に活気がなくなる」と反論する。が、これは評論家の言で、為政者の言ではない。成功者の影で犠牲になっていないか、不利を被っていないかに目配りするべきだ。
抵抗勢力との闘争に力を入れざるを得なかった小泉首相だが、もはや抵抗勢力はいない。今こそ構造改革の「負の側面」を直視し対応策を考えるべき時だ。
('06/02/08 無断転載禁止)
郵政に反対した議員は、たとえ仲間であるはずの自民党員でも潰す。
まさに、自分のための郵政民営化。
亀井さんは恐怖政治と言っていたけど、国民は熱狂してしまった。
これまでの日本は改革をしないから駄目だったんだと思い、小泉さんなら変えてくれると信じて自民党へ投票した。
しかし、この日本で、こんなに世の中に貧富の差が出来る時代が来るなんて、少なくとも自分が大人に成ってからは初めてです。
小泉さんが首相になって日本は本当に良かったのかな?
確かに対外的には、日本の地位は大きく向上したし、自衛隊もイラクへ行き「アメリカ」に認められた。多くの国民が望んだのだけど・・・。
でも、肝心の日本国内はどうだろ。やはり、まだまだ痛みに耐え足らないというのかな?
もしもやり直せるものなら、冷静になってあの選挙をやり直してみたいな。
あの時は、私も自民党へ投票したけど、独裁は良くないし、抵抗勢力も必要だと思うから。
http://www.sanin-chuo.co.jp/column/modules/news/159116033.html
昨年秋まで小泉政権は順風満帆だった。しかし、年末には耐震強度偽装事件、今年になってライブドア事件や米国産牛肉の問題、さらには防衛施設庁の官製談合の摘発などで、厳しい逆風が吹き始めている。
そうすると、昨年九月の総選挙は何だったのか。もう一度考えさせられる。選挙の結果は民意であるから、自民党が二百九十六議席を得て圧勝した事実は素直に受け入れざるを得まい。前原誠司民主党代表が「膨れ上がった自民党の議席は粉飾決算だ」と指摘するのは、言い過ぎだろう。
ただ、小泉純一郎首相は、この選挙で「郵政民営化」しか叫ばなかったわけだから、有権者の支持は、その郵政改革とせいぜい「改革への熱意」への支持だったと言えなくもない。
共同通信社が一月末に実施した緊急電話世論調査で、市場原理導入や規制緩和などの構造改革について「見直すべきだ」との声が50・6%に達したのは興味深い。改革支持の国民が急に減り、改革反対派が急増したわけではないだろう。多くの国民が、かねて構造改革の持つ負の側面を心配していたと思う。それが総選挙時点では、抵抗勢力が力を盛り返して改革が頓挫する、と考えて小泉支持に回っただけだ。
こうした当初からあった国民の懸念は、今や国会の場でも取り上げられている。しかも、その声は野党ばかりか「過疎地域や離島は苦しい状況だ。まさに日本国内が光と影に二極分化し、格差が広がっている」(青木幹雄自民党参院議員会長)、「構造改革の進展で格差拡大というゆがみが日本社会の足元で広がっている」(神崎武法公明党代表)と、与党内からも起きている。
「光と影」の二極分化、格差社会の拡大という問題が象徴的に表れたのがライブドア事件だ。ライブドアが急成長できた背景に、小泉首相が主唱した構造改革があった。市場原理主義が行き過ぎると「人の心は金で買える」式の拝金主義、企業の時価総額を増やすためには何でもありのファンド資本主義に行き着く。その中心人物だった堀江貴文ライブドア社長(当時)を総選挙の「刺客」候補に仕立てたのも「小泉自民党」だ。
自民党が戦後、長期政権を維持できたのは、社会の階層分化を防ぎ、都市と農村の格差が生まれないよう細心の注意を払ってきたからだ。そこに、既得権益や「政財官」の癒着が生まれたから、小泉首相が「聖域なき構造改革」を掲げて切り込む意義はあった。
だが、構造改革を進めることだけに目が行き、それによって生まれる「負の側面」に目をつぶるのであれば、構造改革の大義そのものが怪しいものとなる。
小泉首相は「成功者をねたんだり、才能のある人の足を引っ張ることは厳に慎まないと、社会全体に活気がなくなる」と反論する。が、これは評論家の言で、為政者の言ではない。成功者の影で犠牲になっていないか、不利を被っていないかに目配りするべきだ。
抵抗勢力との闘争に力を入れざるを得なかった小泉首相だが、もはや抵抗勢力はいない。今こそ構造改革の「負の側面」を直視し対応策を考えるべき時だ。
('06/02/08 無断転載禁止)
これは メッセージ 1 (mitokoumon_2002 さん)への返信です.