自民党は堀江を公認も推薦もしなかった
投稿者: hangyosyufu 投稿日時: 2006/01/25 22:01 投稿番号: [225136 / 232612]
05年9月11日の衆院選で落選したあとも、堀江貴文ライブドア社長は「次回も同じ(小)選挙区から立候補」と強調(読売新聞Web関西版「衆院選広島6区、堀江さん次に自信、『また出たい』」)。
自民党は衆議院小選挙区単位で支部を置き、日常活動と資金を管理します(中略)が、彼が立候補した広島6区は、自民党公認候補がおらず支部長が空席。彼が「次の衆院選も6区で」と言うのは、「広島6区支部長になりたい」つまり「自民党員になりたい」(権力に守られたい?)というのと同じこと(逆に、彼が「次も6区で」と言い続けないと、自民党はほかの候補者を支部長に立てる可能性が大)。
しかし(冤罪かもしれませんが)堀江社長周辺での法的トラブル発生を懸念する自民党は、彼を党員にするつもりはありません。だからこそ自民党は今回05年の衆院選で、彼を公認も推薦もしなかったのです (産経新聞Web版05年8月23日「武部幹事長 “劇薬”堀江氏の擁立 『話題性重視』批判も」 < //www.sankei.co.jp/databox/election2005/0508/050823m_pol_38_1.htm
(このため、司法当局が遠慮する理由はなくなりました)。
このコラムを書いた当時自民党周辺から聞いたところでは、堀江には2つの問題がある、と党執行部は認識していた。
1つは「堀江流錬金術」、つまり無額面のライブドア株を株式分割(03〜04年の1年間で、10×100×10分割で通算1万分割)して株価(株式時価発行総額)をつり上げることの倫理的問題。もう1つは堀江と反社会的な組織(G)との付き合いだ。
しかし「無額面」も「1万分割」も合法であり、それ自体は犯罪ではない。司法当局が立件するには別の容疑が必要で、それが当時の筆者にはわからなかったので、上記コラムには「法的トラブル」としか書けなかった。
とはいえ、後者の問題は深刻だ。かつて『紅白歌合戦』の出場が決まっていた歌手が、そういう組織との交際を暴露されて出場を辞退した例があるほどで、それが暴露され、かつ、その時点で堀江が自民党員であった場合、彼に犯罪容疑がなくても自民党は大打撃を受ける。
堀江が出馬した選挙区の現職議員、亀井静香は、まだ自身が自民党員であった05年の衆議院解散前「小泉首相を自民党総裁の座からリコールする」と豪語していた(小誌05年9月8日「計画的解散〜シリーズ『9.11総選挙』(3)」 //www.akashic-record.com/y2005/ldppol.html
ロイター05年7月31日付「首相が解散決断すれば両院議員総会で総裁解任手続き」)。そういう「謀反人」の選挙区には自民党執行部は強力な(有名人の) 「刺客」を送り込んで制裁しなければならない。謀叛の「首魁」を野放しにすれば党の士気にかかわるから、武部勤自民党幹事長は、息子の友人である堀江が出馬を申し出たとき、すぐにその擁立を決めた。
が、自民党には警察官僚と親しい議員が複数おり、堀江の情報は豊富にはいってくる。堀江の「トラブル」を危惧する自民党幹部が警告したため、結局党執行部は堀江を衆院選候補者として公認も推薦もしなかった。ただ「亀井に刺客を放った」という姿勢は見せたかったので、堀江の出馬記者会見を自民党本部で開かせたのだ。したがって、この段階ですでに、堀江に司直の手がはいることは自民党にとっては「想定の範囲内」だった。
もちろん堀江にとっても想定内だ。司法当局が動く前から堀江は自身の逮捕を心配し、自民党員になることを求め、権力の庇護を求めたのだ。
自民党は衆議院小選挙区単位で支部を置き、日常活動と資金を管理します(中略)が、彼が立候補した広島6区は、自民党公認候補がおらず支部長が空席。彼が「次の衆院選も6区で」と言うのは、「広島6区支部長になりたい」つまり「自民党員になりたい」(権力に守られたい?)というのと同じこと(逆に、彼が「次も6区で」と言い続けないと、自民党はほかの候補者を支部長に立てる可能性が大)。
しかし(冤罪かもしれませんが)堀江社長周辺での法的トラブル発生を懸念する自民党は、彼を党員にするつもりはありません。だからこそ自民党は今回05年の衆院選で、彼を公認も推薦もしなかったのです (産経新聞Web版05年8月23日「武部幹事長 “劇薬”堀江氏の擁立 『話題性重視』批判も」 < //www.sankei.co.jp/databox/election2005/0508/050823m_pol_38_1.htm
(このため、司法当局が遠慮する理由はなくなりました)。
このコラムを書いた当時自民党周辺から聞いたところでは、堀江には2つの問題がある、と党執行部は認識していた。
1つは「堀江流錬金術」、つまり無額面のライブドア株を株式分割(03〜04年の1年間で、10×100×10分割で通算1万分割)して株価(株式時価発行総額)をつり上げることの倫理的問題。もう1つは堀江と反社会的な組織(G)との付き合いだ。
しかし「無額面」も「1万分割」も合法であり、それ自体は犯罪ではない。司法当局が立件するには別の容疑が必要で、それが当時の筆者にはわからなかったので、上記コラムには「法的トラブル」としか書けなかった。
とはいえ、後者の問題は深刻だ。かつて『紅白歌合戦』の出場が決まっていた歌手が、そういう組織との交際を暴露されて出場を辞退した例があるほどで、それが暴露され、かつ、その時点で堀江が自民党員であった場合、彼に犯罪容疑がなくても自民党は大打撃を受ける。
堀江が出馬した選挙区の現職議員、亀井静香は、まだ自身が自民党員であった05年の衆議院解散前「小泉首相を自民党総裁の座からリコールする」と豪語していた(小誌05年9月8日「計画的解散〜シリーズ『9.11総選挙』(3)」 //www.akashic-record.com/y2005/ldppol.html
ロイター05年7月31日付「首相が解散決断すれば両院議員総会で総裁解任手続き」)。そういう「謀反人」の選挙区には自民党執行部は強力な(有名人の) 「刺客」を送り込んで制裁しなければならない。謀叛の「首魁」を野放しにすれば党の士気にかかわるから、武部勤自民党幹事長は、息子の友人である堀江が出馬を申し出たとき、すぐにその擁立を決めた。
が、自民党には警察官僚と親しい議員が複数おり、堀江の情報は豊富にはいってくる。堀江の「トラブル」を危惧する自民党幹部が警告したため、結局党執行部は堀江を衆院選候補者として公認も推薦もしなかった。ただ「亀井に刺客を放った」という姿勢は見せたかったので、堀江の出馬記者会見を自民党本部で開かせたのだ。したがって、この段階ですでに、堀江に司直の手がはいることは自民党にとっては「想定の範囲内」だった。
もちろん堀江にとっても想定内だ。司法当局が動く前から堀江は自身の逮捕を心配し、自民党員になることを求め、権力の庇護を求めたのだ。
これは メッセージ 225135 (turn088 さん)への返信です.