小泉首相の訪朝と課題について☆☆☆☆☆

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先週の産経抄から

投稿者: yokoresmessage 投稿日時: 2006/01/16 10:27 投稿番号: [224868 / 232612]
  中国・北朝鮮の国境をなす鴨緑江の両岸、中国の丹東と北朝鮮の新義州との間に、長い鉄橋が架かっている。鉄道、自動車両用で、毎日荷物を満載したトラックや列車が行き交う。脱北問題を抱えた中朝両国を結ぶ唯一の「線」といってもいい。

  実はこの鉄橋、戦前に日本が架けたものだ。初代は日露戦争後の明治四十四年、現在の二代目は昭和十八年に建設された。日本から朝鮮半島を経て満州に渡る人たちを送り出し、帰ってくるのを迎えた。日本の近代史を刻んできた橋なのである。

  それなら、「歴史」にこだわる中国から見れば「日本軍国主義」のシンボルといったことになる。ぶち壊されても仕方がないように思えるが、戦後六十年間も大事に使ってもらってきた。よほど丈夫で使い勝手が良いのか、それとも「戦利品」だから構わないというのだろうか。

  愛用者の一人が、あの金正日総書記である。今回もこの橋を渡って中国入りしたらしい。せっかく隠密裏のつもりが、橋の周辺や丹東の駅のものものしい警備でたちまち噂が広まったという。その後も「広州のホテルにいた」などと、中国中で騒ぎを引き起こしている。

  それにしても、なぜこの人は国外に行くとき、いつも陸路なのだろう。「飛行機が嫌いらしい」という説も有力である。だが、かつてロシアまで特別列車を仕立てたときには「飛行機では何も見えない。自分の目でその国の姿を見たいからだ」と言ったそうだ。

  もしその通りなら立派である。世界の実情や自国民の生活ぶりを、車窓からつぶさに見たうえで、国内の政治や外交を行うのなら。「独裁者」などといった揶揄(やゆ)は撤回しなければならないかもしれない。しかし、どうにもそう見えないから困るのだ。

  以上コピー。
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