小泉首相の訪朝と課題について☆☆☆☆☆

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Re: 『属国・日本論』228頁

投稿者: shinzerosen 投稿日時: 2005/11/29 22:20 投稿番号: [223771 / 232612]
孝明帝の毒殺云々は事実ありえたかもしれませんね。帝はご壮健で頑固な攘夷派でした。薩長にとって目障りだったに違いない。明治帝が即位されたのはまだ少年でしたね。孝明帝の一件があったから天皇家は政治に関わる事を自ら遠ざけられたとも言っていましたね。

私としては孝明帝は病死されたと信じている。ただこの件は、明治政府、ひいては立憲君主制の正当性に関しての重大な瑕疵になりうる。日本は天皇は不変だが、政体は2〜300年で変わっています。現在の立憲君主制が未来永劫の政治制度ではありえない。皇室が超歴史的であるのに対し、政体は歴史的存在です。明治維新政府以来の立憲君主制はいずれは他の政治システムに変わることだってありえないことではない。

ちょっと話が飛躍しすぎましたが、孝明帝の逸話が表に出てくるのは明治維新以来の議会制民主制度を覆して、全く新しい政体が生まれるときでしょう。維新政府以来の議会政治の正当性を否定する根拠としてこの話が持ち出される。

「属国日本論」は、日本の近代史を裏も表も含めて全体像を把握するのに不可欠かもしれないが、今はメジャーにはなれないでしょう。ただこうした本が出てくるメリットは、近代日本の政治体制が一つの歴史的産物であって、未来永劫続く政治システムでないことを知らしめるのに役立つ事でしょうか。

こうした歴史認識ができるのも、皇室と言う日本史の原点が明確だからです。大政奉還だって当時の大名旗本がどうして勝や西郷などの下級武士の言うことを聞くだろうか、天皇が明確な指針を持って国を開き、新しい国家を創るという指針を示されたから大大名も旗本も従ったのだ。皇室は確かに維新後様々に変遷をしている。美智子皇后を迎え入れたのも、雅子様を入れたのもその開明性の故であろうが、その開明性は125代にわたって連綿と続く古い家柄だからこそできたことだ。そしてその家柄は男子継承という大原則で貫かれている。その大原則があるから様々な時代の変化を超えてこられたし新しい時代を開く先駆けにもなった。この原則を崩しては皇室は存立の土台を消失する事になる。皇室が土台を失う事は日本がその土台を失う事になる。

皇室はイギリスの王室のように庶民から敬愛される必要などない。あちらはそもそもドイツ系ではないか。皇太子のように子を抱えてやに下がっている映像など見たくもないというのが本音である。皇室は祭祀王の原点に戻られて、日本史の舞台から消えたほうがいいかもしれない。大統領制になるのもいいのではないか。皇室は昔の宮家を伴って京都にお戻りになり、敗戦後国に返還した財産を現在の時価で政府から取り戻す。利子もつけて。その財産でこれからを養っていただく。そして2000年の歴史のままに代々原則に従い皇統を継承していただく。今のように学者も国民も馬鹿になった末世を避けて京都で伝統を堅く守って過ごしていただき、歴史が必要になったらまた登場いただくのだ。
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