小泉首相の訪朝と課題について☆☆☆☆☆

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アメリカは北朝鮮を潰すか

投稿者: hangyosyufu 投稿日時: 2005/11/27 02:35 投稿番号: [223650 / 232612]
バーネットがアメリカの戦略家たちから熱い注目を浴びた『ペンタゴンの新しい地図』では、以上のようなことが論じられたのだが、その続編というものが今年の夏にアメリカで発売された。

その名も『行動のための青写真:理想的な未来のかたち』
(The Blue Print for Action: A Future Worth Creating)という題名であり、一冊目で示された戦略的ビジョンを達成するための行動指針という位置づけで書かれている。

日本ではメディアの注目が低く、現在では韓国の新聞の日本語サイトで「バーネットが新刊で北朝鮮をつぶせと言っているぞ!」という感じで報道しているものが目に付く程度だ。

私もこの報道を目にしてから本を買いに行ってくわしく読んでみたのだが、たしかに北朝鮮をつぶせということが書いてある。

ところがそこに至るまでの理由づけというのは、ニュース記事の紹介でわかるような単純なものではない。バーネットは彼独自の「グローバル化戦略」の考えから、かなり大きな地政学的な変化を及ぼすような、過激で大胆な戦略の一環として「北朝鮮をつぶせ」と言っているのであり、北朝鮮などは大きな戦略地図の、ほんの一部の枝葉の問題でしかないのだ。

また、こんな大胆なことが書かれても、「所詮はたった一人の元軍人が書いたものだ」として無視することもできよう。

ところがこのバーネットという人物はかなり曲者である。なぜなら彼はアメリカ国防省(ペンタゴン)の中の一部の声を代弁していると考えられているし、実際に彼の理論は前著の発表のころからアメリカ中の戦略家や政治家の間でもかなり注目され、浸透してきているからだ。

バーネットは海軍大学の教授という役職につきながらペンタゴンでアメリカ軍の軍事革命(RMA)に関する政策作成にも関わっていたし、これは私が個人的にも聞いた話なのだが、軍需関連の戦略家のほとんどは、去年の末の時点ですでに彼のブリーフィングを受けている。

政治家の方面や評論家、そしてメディアの注目もあるため、その影響力は無視できないものになっているのだ。

アメリカのこれからの軍事・政治戦略を占う上で、このバーネットの新しい地政学を知ることは日本のこれからの国際戦略を考える意味でもかなり重要な作業となるはずである。
http://www.asahi-net.or.jp/~vb7y-td/
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