小泉首相の訪朝と課題について☆☆☆☆☆

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Re: 中国と戦争すれば米は負け

投稿者: shinzerosen 投稿日時: 2005/11/05 09:09 投稿番号: [222367 / 232612]
>この石原さんの言葉の裏には、「米国が支那の暴発を完全に止められないのなら、日本に自前の核兵器をよこせ」と暗に示唆しているように思えます。

>米国が、これに気がついてくれればいいのですけどね。

私にはそのようには読めません。石原氏のこの発言は将来起こりうる台湾有事を念頭においた発言ではないかと思う。

欧州では共産主義の清算は20年前に終了しているのに、アジアではむしろ経済力を拡大させながら共産主義独裁の脅威が増大しています。中共は台湾解放が国是である。アメリカは当然阻止に動くわけですが、この国は欧州では控えめな軍事行動も、中東でわかるようにアジアではためらう事がない。戦場に想定される台湾にしろ中国大陸にしろ、アメリカの兵器の処理場、実験場にされてはたまらないわけです。日本の駐在員もいれば資産だって膨大です。大陸にしろ台湾にしろ戦場になっては甚大な被害が出る。これを避けるために石原氏はあえて、生命観のないかのごとく人民軍の脅威を煽って戦争の非を訴えているのでしょう。台湾には石原氏の知己も多い。

しかし経済力がついた共産主義が大きな脅威であるのは間違いのない事で、「   生命に非常に無神経な指導者が、米国との緊張が高まった時にどういう挙に出るか   」というように独裁政権下で強大な軍事力を持った現在の中共の脅威を訴えてもいるわけですが、その真意は、共産主義の消滅を欧州のように極力血を流さない方法で進めるようアメリカに求めることにあると思います。

「米国は絶対に中国に負ける」と石原氏は言っていますが、本気でそのように考えてはいないでしょう。そうではなくて経済が発展し民力がついてきたアジアで、何万もの犠牲がでるような戦争の非現実性を説いているとみるべきです。

アメリカが日本に核兵器を所持させる場合は、第三国の脅威がアメリカのみによっては対処できなくなり、かつ第三国の脅威によって日本の存続が危殆に陥りその結果アメリカの存続が致命的になり、核武装によってでなければ脅威に対処できないという例外的な場合でしょう。第三国の脅威にアメリカが単独で対処でき、日本がいくら脅威にさらされ生存が脅かされても、それがアメリカの存続に致命的でなければ核武装は認めないということです。

日本の真の主権はワシントンにあり、主権者たる国民に与えられているのは人権のみ。日本人が戦前のような主権を回復するのは極めて困難で、それを回復しようとするなら、日本人は本当に重大な決意を固めなければならない。今の政治家にそれだけの能力はないし、国民もそれを求めていない。アメリカもそれを許さない。また国民も明治の指導者を生んだ頃より数等劣ってしまっている。国家主権の象徴である核武装は絵に描いた餅です。日本人には真の主権がないのだから。

いくら開発力があるからといって、使い方を知らない日本人が持つべきではない。使い方は北朝鮮の最高指導者のほうが、わが国の総理大臣よりはるかに長けている。これは半分冗談ですが、日本の主権はそれほど曖昧になっているということです。だから北朝鮮からいまだに拉致被害者が帰れないのです。
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