木俣:今おっしゃいましたように、先方がその気になればというよりも、もうこ
れで、例えばいつまでに要は実行犯の引き渡しがなければもう制裁発動する。ど
うでしょうか、例えば次の六か国協議の中で、もしこの引き渡しを話し合って、
突っぱねることがあったら、これはもう許すことが出来ぬと。これ非常に、一番
簡単だと思うんです。生存も確認しているし、誰だという確認もされています。
後はもう北朝鮮が、じゃ渡しましょうと言ったら、これでもう終わる話なんです
ね。これはもう是非強く言っていただきたいと思うんですが、再度、ご答弁いた
だきたいと思います。
細田;六ヶ国協議の様子をご覧になっていただくと非常によくお分かりのように、
この問題でもいったん会議をやった後、次に六ヶ国協議をやるまでに、大変な時
間がかかったわけでございます。
先方の意思決定、決断というものがもう極めて遅いと。しかも、その間、自分
たちは核兵器を開発を完了したようなことを対外的に言って、そしてしかしなが
ら、核兵器自体は、これは日本にとっても大きな問題ですから、これについても
粘り強く交渉をしておるわけで、かつその場においても、日朝交渉の可能性をよ
うやくまた再開をほのめかすに至ったわけでございますから、粘り強く説得をす
る。
そして日本にはこのような制裁の手段が整備されていることも先方は承知致し
ておりますし、これは制裁の手段であったわけではありませんが、万景峰号はじ
め船舶についても、あるいはその船舶検査のしたものの輸入その他の問題につい
ても、大きな影響があるということも、向こうは分かっておるわけでございます。
従って、絶えず対話と圧力をもう暫く継続するということが今の方針でございま
す。
間もなく、この対話が再開されなければならない国際環境にあると、六ヶ国協
議との関係で言えば、私どもはそのように考えておりますし、それがまた、いた
ずらな引き延ばしをしていくようなことになる場合には、やはり、おっしゃるよ
うなことをいよいよ決断しなきゃならない環境が整備されると。我々も耐え難き
を耐えながら、忍耐強く交渉しておることをご理解いただきたいと思います。
(end)
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