小泉首相の訪朝と課題について☆☆☆☆☆

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週刊新潮・コラムより【心の痛み】高山正之

投稿者: vivivivivivivilll 投稿日時: 2005/10/28 22:37 投稿番号: [221975 / 232612]
アジアを欧米列強が餌食にしていった中で、独り日本が虎口を逃れられたのはなにゆえだったのか。

その答えの一つが「お雇い外国人」という発想だったのではないか。

欧米の技術や知識を入れるのに、外国企業にやらせる方が手っ取り早い。
しかし日本はそうしないでノウハウだけを買い取った。必要な知識を持つ者を目玉の飛び出るほどの高額の給料を出して雇い、知識を得たらお帰り願う。
(中略)
そうやって軍艦造りからビールまで日本人は知識を得ていった。もちろん外国企業に産業を握られたくないという安全保障の概念もあってのことだ。

この意識は民間も同じだった。明治初めに横浜にガス灯を灯そうとなって横浜市が公開入札した。
ドイツ商社が有力と聞いて地元の豪商、高島嘉右衛門が割ってはいる。
放っておけばドイツが日本のガス事業を握る。それは百年の禍根になると損得抜きで落札する。

そして仏人技師を雇い入れて明治五年、日本で初めてのガス灯をつけた。
今の東京ガスの生い立ちだ。ちなみに嘉右衛門は易に通じ、若いころ安政の大地震を予見している。高島易断の名は彼にちなむ。

こういう日本の生き方と対照的なのが中国だ。

例えば電気。中国で初めて電灯がついたのは十九世紀末、北京郊外の西太后の別荘イワエンだった。
ドイツ商人が発電機を持ち込み、彼女の寝所に電灯を灯した。彼女は喜び、ドイツに電気利権を与えた。
同じように英国やベルギーがどこそこに鉄道を敷きたいといえば、彼女はその権益を売ってやった。

それで鉄道も電気も揃ったが、すべては欧米諸国の所有で、中国人はそれがどう動くのかの知恵も技術も持ち合わせなかった。

蚕食されるアジアを守るのは結局、日本だけ。そして日本は崖っぷちで列強の一つロシアを破った。

それは「世界支配を神からの使命と信じる欧米には酷い打撃だった」(A・クーリッジ「世界の強国・米国」)だったが、「中国人には自信を与えた」と孫文は演説している。

日本は欧米に対抗するためには中国を目覚めさせ手を携えることだと信じ、中国の若者の留学を勧め、中国側もそれに応えた。

日露戦争前は「日本をやっつけてくれるなら英国にチベットを、ロシアにウイグルをやる」と言っていた張之洞(ちょうしどう)は欧米の魂胆を見抜くや「勧学篇」を出して日本留学を勧め始めた。

梁啓超(りょうけいちょう)は日本を手本に中国の近代化を「新民叢報」で訴えた。愛読した中に毛沢東がいた。彼がまともだったころの話だ。

それで魯迅も蒋介石も汪兆銘も周恩来もみんな日本にやってきて勉強した。

留学できない者のために日本は上海にも南京にも大学を置いた。江沢民もそこで学び、勉強に疲れると「炭鉱節」や「海ゆかば」を歌っていた。

しかし日中が協力して植民地にされていたアジアの国々を解放することはなかった。なぜなら日本が中国を侵略したからだと説明する人がいる。

侵略する相手に知恵をつけ、近代化を急がす馬鹿がどこにいる。

「日本が中国を目覚めさせ、日中が手を携えたとき、この二国が世界のヘゲモニーを取らないと誰が言い切れるか」とムッソリーニが言った。

日中が手を握れば米国領フィリピン始めアジアの植民地も危なくなる。「我々の権益が変わる」とルーズベルトは憂えた。

そうならないように米国は蒋に金をやり、軍事物資に加え空軍部隊も投入して反日に転じさせた。

毛は別の筋からの指令で反日に転じた。中国は日本とアジアを裏切った。

結局、アジアの解放は日本が破滅するという代償を払って成就された。

その戦いで散った人々は靖国神社へ祀られる。
中国人は靖国を見るたびに己が不実を思い出す。
小泉首相に行って欲しくない理由がそこにある。


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そういや欧米って日本が開国した時も、朝廷と幕府を戦わせようとしてなかったかなー。内乱に乗じて「静めるため」と理由をつけ入り込んで支配していくやり方が流行ったとか。紳士的な支配者なんだとさあ。

それにしても常連が減って(消えて?)寂しい限りですね。
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