★hangyosyufuさんへ②
投稿者: yamamoto_kensaku 投稿日時: 2005/09/28 22:48 投稿番号: [218019 / 232612]
以下は「デフレとバランスシート不況の経済学(徳間書店)」からの引用です。
「現在までのところ、過去十年間にわたる資産価格の大幅な下落によって、一二〇〇兆円以上の富が失われた。
この数字は、バブル経済最後の年である一九八九年の日本のGDPの二・七倍にあたる。またGDP比では、一九三〇年代の大恐慌時のアメリカで失われた富の二・七倍に匹敵する。
歴史的に言えば、これほどの苦境に追いやられた経済は、間違いなく大恐慌に陥り、そこから回復するには膨大な時間と財政支出が必要となった。
しかし、日本のGDPは、前述の巨額な富の消滅にもかかわらず、過去十年間ほとんど変化していない。
この素晴らしい功績は、資産価格の下落が始まったところから国が間髪を入れず積極的な財政政策を出動させ、
経済を大恐慌に陥れる悪循環が始まるのを防ぎ、しかも毎年その政策を維持してきたことによって、可能となった。
つまり、政府が景気を維持し、そこで得た収益で企業が借金返済を続けてきたのである。
政府が資産価格の崩壊が始まった直後から行動を起こし悪循環が始まるのを防いできたのは、人類史上今回の日本が初めてなのである。
しかし、資産価格の下落幅があまりにも大きいため、患者が退院できるほどに回復したと確実に請けあえるまでには、あと数年は治療を続ける必要があるだろう。」
これは メッセージ 218017 (yamamoto_kensaku さん)への返信です.
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