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小松基地でエ−ス養成 F15パイロット

投稿者: hatuzuki2001 投稿日時: 2005/09/24 18:16 投稿番号: [217338 / 232612]
9月22日   北国新聞ニュ−スより

小松基地でエース養成   F15戦闘機パイロット   全国から選抜、指導者に
  航空自衛隊の主力戦闘機F15を操縦するパイロットのエリート指導者養成に向け、来月から小松基地に「F15戦技課程」が試験的に開設されることが固まった。全国の空自基地から精鋭パイロットを集めて技量を磨く研修で、国内での試行は初めて。大ヒットしたトム・クルーズ主演の米映画「トップガン」さながら、日本海の空域を舞台に、音速の2.5倍に迫る世界で防空能力を高める。

  戦技課程の教育期間は来月三日から約五カ月で、熟練パイロットが指導に当たる。小松基地のF15J要撃戦闘機などに搭乗し、能登半島沖の日本海上空にある空自の飛行訓練空域「G空域」で実技を行う。戦闘機操縦の技量をはじめ、部隊の指揮能力や知識、戦術の向上を図り、修了後は教官として各部隊の先頭に立つ人材を育てる。

  航空総隊所属の航空団・航空隊を擁するのは、小松のほか、北海道・千歳、青森・三沢、茨城・百里、福岡・築城、宮崎・新田原、沖縄・那覇の七基地。戦技課程の教育対象は、全国から選抜した若手パイロットになる見通しである。

  空自のパイロットは通常、国内や米国で行われる地上準備、初級操縦、基本操縦、戦闘機操縦などの各課程を経て、各部隊に配属される。F15をはじめ、F4、F2、輸送機、救難機など各部隊ごとに専門のパイロットを養成する体制を敷いており、戦技課程は部隊で経験を積んだ隊員の技能を教官レベルまで引き上げる場になる。

  F15は、航空自衛隊が運用する戦闘機四機種の中では最速のマッハ二・五の最大速度を誇る。パイロット数は戦力の機密保持のため明らかにされていないが、空自保有数(昨年度末)でも四機種中最多の二百三機に上り、F15の教官層を厚くすることが防空能力を高めることにつながるとみられる。

  日本海側唯一の戦闘機部隊を持つ小松基地は、F15を主力とする第三〇三飛行隊、第三〇六飛行隊で飛行群を構成し、精強な隊員づくりを掲げ、技量の高いパイロットが多い。国防の要とされる日本海に面した訓練環境や宿舎などが整っていることも評価され、戦技課程の導入地に選定された。訓練回数は平均一日数回程度になる見込みで、周辺地域に配慮し、航空機騒音の増大がないよう訓練の調整を行う。

●F15   旋回性能が優れ、F4に比べ離陸滑走距離が約半分と短い。騒音が比較的少ないのが特長の一つとされる。全長19・4メートル、全幅13・1メートル。航続距離は4600キロで、高度2万メートルまで123秒で達する上昇性能を誇る。
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