小泉首相の訪朝と課題について☆☆☆☆☆

Yahoo! Japan 掲示板トピックビューアー

[ << 最初のページ | < 前のページ | メッセージリスト | 掲示板表示 | [ メッセージ # ] | 次のページ > | 最後のページ >> ]

拉致と核――失望の3年間⑦

投稿者: komash0427 投稿日時: 2005/09/23 22:14 投稿番号: [217276 / 232612]
櫻井    家族会が結成された際、横田さんをはじめ皆さんは実名を公表するかどうかたいへん悩まれた末に、実名を出すという決意をなさいました。私はこのことは、とても重要な意味があったと思います。昭和52年の日本赤軍により日航機ハイジャック事件で、福田赳夫内閣は「人命は地球より重い」と言ってテロの脅しに屈しました。抵抗もしない。強い相手とは戦わないというのは、平和ボケした戦後では当然のように思われてきた観念ですけれども、この時の日本政府の対応は世界中で批判の対象になりました。

  これに対して、ご家族の決断は、時には命の危険を冒してでも闘わないといけないときがある、人命を超える大切なものがあるという普遍的な正義の価値観を示してくれたものだったと私は思っています。

  私たちはめぐみさんたち拉致被害者の生存を信じて、全員を取り戻すための活動をしていますが、先ほど西岡さんが一晩眠れなかったと言われたように、拉致被害者救出運動が始まってから被害者が殺されたとすれば、運動が間接的に悲惨な結果を生み出してしまったということにもなります。でも、家族の方たちは、そういう危険はゼロではないということを覚悟して救出運動に加わり、名前を出して来られた。子供や肉親をなんとしてでも助けたいと願いながら、一方でその声明に危険が及ぶことを覚悟して不当な隣国とは闘わなければならないという筋を通してこられたんです。

西岡    テロとの戦いにおいて、脅えたら負けだということですね。

櫻井    そのことを、日本政府も国民も意識して欲しいと私は思います。無法国家に脅えることがあってはならないという正義の価値観を貫かないといけないですよね。

横田    講演会などの機会でよく話すことですけれども、海や川で溺れて、「助けて」ともがいている人を見たら、泳げる人ならすぐに飛び込んで助けようとするでしょうし、泳げない人も「誰か来てっ」と声を出したり、ひもでもなんでも投げたりして助けようとするでしょう。そういう行動、「助けなきゃ」という気持ちは、理屈ではなくて、パッと湧き出てくるものですよね。それは人間のもっとも大事な根本なんだと思います。拉致問題で、どうして政府の方にそういう気持ちが出てこないのか不思議でならないんです。

西岡    経済制裁にしても、今の状況では被害者家族が求めているからしなくてはならないのかと国民も思いかねない。

櫻井    本来ならば国家が、経済制裁はテロ国家と戦い、被害者を救出するために有効な手段なんだと、家族が求めなくても、あるいは反対する家族を説得してでも・・・・・。

横田    一番にやることですよね。

櫻井    本末転倒も甚だしい。

横田    本当に長い長い間そんな状況なんです。家族は20年以上子供たちの消息が何も分からないで苦しみ続けて、這うようにして生きてきました。ようやく真相がわかり、これで何とかなると期待したのに、家族が言うから拉致問題を6カ国協議で取り上げるというようにしか考えられない国というのはどういう国なのかと思います。

  いま少子化やニートが増えていることが問題になっていますけれども、こんな日本の状況を若い人たちが見ていたら、やる気がなくなるのも当たり前かもしれないと思います。子供が理不尽にも拉致されても政府が助け出してくれないのなら、結婚して子供を産んで一所懸命育てても安心できないから、結婚はやめておこう、子供なんか生まない方がいいよと思ってしまうんじゃないかと心配になります。

西岡    今度の総選挙でも、小泉首相、自民党がいわゆる「刺客」として選んでいる新しい候補者には、国家観もなく、自民党本来の保守政策と相容れない人物も目につきます。今度の選挙では、やはり郵政云々ではなく、それぞれの候補者が、めぐみさんたちを奪い返せない無様な日本国をどうするつもりなのかということを基準にして投票してもらいたい。そういうことを一所懸命考えている政治家たちは民主党の中にも自民党の中にも、優勢反対派の中にもたくさんいます。
(つづく)
[ << 最初のページ | < 前のページ | メッセージリスト | 掲示板表示 | [ メッセージ # ] | 次のページ > | 最後のページ >> ]

Yahoo! Japan 掲示板 アーカイヴ

[検索ページ] (中東) (東亜) (捕鯨 / 捕鯨詳細)