・改革推進“総仕上げ”決意
投稿者: sa_bo_ten_32 投稿日時: 2005/09/22 11:55 投稿番号: [216943 / 232612]
改革推進“総仕上げ”決意
衆院を解散した直後の記者会見で見せた鬼気迫る表情とは打って変わって、終始穏やかに、第三次政権発足の抱負を語った小泉純一郎首相。時に笑みを浮かべ野党のあり方に言及する余裕まで見せながら、改革推進への不退転の決意を示した。「小泉改革」はいよいよ総仕上げに入る。
≪改革の道筋≫
「改革が終わりということはない。改革に終わりはない」
夕方の記者会見で首相は、今国会で成立が確実となった郵政民営化関連法案の処理後を念頭にこう述べた。改革への熱意を表すことばは、これにとどまらない。「抵抗は強いが、抵抗を承知のうえで改革の必要性を感じてやってきたので、この方針通り進めていきたい。私は今までと変わらない。今まで通り進めていく」と胸を張り、構造改革路線の堅持を訴えた。
この日は「小泉後」を見据え路線の継承を求める発言も、いつになく目立った。
「小泉政権にとって最後の予算編成だ」
■「後を引き継ぐ方々が、より改革を前に進めることができる基盤をつくっておかなければならない」
「誰が私の後を継がれようとも、その方向を実現する路線は敷いていきたい」
十五日に調査したフジテレビ「報道2001」での内閣支持率は61・6%。他の世論調査でも50%半ばを超える“戦後のモンスター”政権となった小泉内閣。にもかかわらず、後継をにらんだ発言を首相が連発するのは、党総裁任期が切れる一年後のタイムリミットまでに、すべての改革を成し遂げるのは不可能なことを十分認識しているためだ。
■後継候補の出現に期待感を隠さない首相は、すでに「ポスト小泉」候補を今国会後の内閣改造・党役員人事で積極登用する考えを表明している。そして、二十一日の会見では、後継者のもう一つの「条件」をさりげなく付け加えもした。
民主党の新代表に四十三歳の前原誠司氏が選ばれたことに話が及ぶと、首相はこう語った。
「民主党だけの若返りだけでなく、自民党にもかなり影響を与えるのではないか。若さに対する不安より、期待のほうが伸びていく可能性を国民に与えるのではないか」
「若さ」というキーワードだ。
≪政界再編?≫
首相の関心は自民党内だけにとどまらない。
「自民党と協力できる分野は、今の民主党にかなりあるんじゃないか」 衆院選で圧勝し、三分の二以上の議席を確保してもなお、野党第一党の民主党に秋波を送ったのは、■自民党の悲願である憲法改正、安全保障政策という国の根幹にかかわる問題での連携を視野に、揺さぶりをかけたものとみられる。
■官公労など幅広い労組を抱え込んだ民主党にクサビを打ち込み、いずれは政界再編につなげたいとの思惑もうかがえる。
民主党に関するくだりはことのほか雄弁だった。「(米独など)二大政党制では与野党の違いがそんなにない」と指摘し、
■「与党との違いを出すというのなら、かつての社会党になるのが一番違いが出る」と挑発。そして「新しい民主党がどう対応するか、注意深く、興味深く見守っていきたい」と語った。
政府首脳が「比叡山の焼き討ち」とたとえた衆院選で、党内抵抗勢力の一掃に成功し野党勢力も弱体化させた小泉首相。巨大与党の誕生は、議場以外でも目に見える形で随所に現れている。
二百四十九議席から二百九十六議席に増やした自民党は、解散前に民主党が使用していた国会内の控室約二百二十平方メートルを“奪還”した。また党所属衆参国会議員が集う両院議員総会を、国会議事堂二階の部屋から、議事堂隣の衆院別館五階の広い講堂に場所を移して開く様変わりぶりだ。与党は慣例で衆院副議長と決算行政監視など四つの委員長ポストを渡す一方で、外務、農水、災害対策特別の各委員長ポストを取り戻した。
次の大きな焦点は十一月初めの内閣改造・党役員人事。首相は勝者の余裕からか、「国会が終わってから衆参両院を眺めて判断する」と“長考”の構えだ。
(産経新聞) - 9月22日2時29分更新
衆院を解散した直後の記者会見で見せた鬼気迫る表情とは打って変わって、終始穏やかに、第三次政権発足の抱負を語った小泉純一郎首相。時に笑みを浮かべ野党のあり方に言及する余裕まで見せながら、改革推進への不退転の決意を示した。「小泉改革」はいよいよ総仕上げに入る。
≪改革の道筋≫
「改革が終わりということはない。改革に終わりはない」
夕方の記者会見で首相は、今国会で成立が確実となった郵政民営化関連法案の処理後を念頭にこう述べた。改革への熱意を表すことばは、これにとどまらない。「抵抗は強いが、抵抗を承知のうえで改革の必要性を感じてやってきたので、この方針通り進めていきたい。私は今までと変わらない。今まで通り進めていく」と胸を張り、構造改革路線の堅持を訴えた。
この日は「小泉後」を見据え路線の継承を求める発言も、いつになく目立った。
「小泉政権にとって最後の予算編成だ」
■「後を引き継ぐ方々が、より改革を前に進めることができる基盤をつくっておかなければならない」
「誰が私の後を継がれようとも、その方向を実現する路線は敷いていきたい」
十五日に調査したフジテレビ「報道2001」での内閣支持率は61・6%。他の世論調査でも50%半ばを超える“戦後のモンスター”政権となった小泉内閣。にもかかわらず、後継をにらんだ発言を首相が連発するのは、党総裁任期が切れる一年後のタイムリミットまでに、すべての改革を成し遂げるのは不可能なことを十分認識しているためだ。
■後継候補の出現に期待感を隠さない首相は、すでに「ポスト小泉」候補を今国会後の内閣改造・党役員人事で積極登用する考えを表明している。そして、二十一日の会見では、後継者のもう一つの「条件」をさりげなく付け加えもした。
民主党の新代表に四十三歳の前原誠司氏が選ばれたことに話が及ぶと、首相はこう語った。
「民主党だけの若返りだけでなく、自民党にもかなり影響を与えるのではないか。若さに対する不安より、期待のほうが伸びていく可能性を国民に与えるのではないか」
「若さ」というキーワードだ。
≪政界再編?≫
首相の関心は自民党内だけにとどまらない。
「自民党と協力できる分野は、今の民主党にかなりあるんじゃないか」 衆院選で圧勝し、三分の二以上の議席を確保してもなお、野党第一党の民主党に秋波を送ったのは、■自民党の悲願である憲法改正、安全保障政策という国の根幹にかかわる問題での連携を視野に、揺さぶりをかけたものとみられる。
■官公労など幅広い労組を抱え込んだ民主党にクサビを打ち込み、いずれは政界再編につなげたいとの思惑もうかがえる。
民主党に関するくだりはことのほか雄弁だった。「(米独など)二大政党制では与野党の違いがそんなにない」と指摘し、
■「与党との違いを出すというのなら、かつての社会党になるのが一番違いが出る」と挑発。そして「新しい民主党がどう対応するか、注意深く、興味深く見守っていきたい」と語った。
政府首脳が「比叡山の焼き討ち」とたとえた衆院選で、党内抵抗勢力の一掃に成功し野党勢力も弱体化させた小泉首相。巨大与党の誕生は、議場以外でも目に見える形で随所に現れている。
二百四十九議席から二百九十六議席に増やした自民党は、解散前に民主党が使用していた国会内の控室約二百二十平方メートルを“奪還”した。また党所属衆参国会議員が集う両院議員総会を、国会議事堂二階の部屋から、議事堂隣の衆院別館五階の広い講堂に場所を移して開く様変わりぶりだ。与党は慣例で衆院副議長と決算行政監視など四つの委員長ポストを渡す一方で、外務、農水、災害対策特別の各委員長ポストを取り戻した。
次の大きな焦点は十一月初めの内閣改造・党役員人事。首相は勝者の余裕からか、「国会が終わってから衆参両院を眺めて判断する」と“長考”の構えだ。
(産経新聞) - 9月22日2時29分更新
これは メッセージ 1 (mitokoumon_2002 さん)への返信です.