「日本は堂々と戦争したっていい」
投稿者: masa4618 投稿日時: 2002/11/15 01:19 投稿番号: [21226 / 232612]
石原慎太郎・東京都知事の身辺がにわかに騒がしくなっている。小泉首相や自民党幹部らと会合を重ね、テレビ番組で「政局」を語る一方、外交問題では発言のタイミングを選ぶ細心さもみせている。「小泉人気」に安堵(あんど)する自民党内には、かつての「石原首相」待望論はないものの、小泉首相に次ぐ国民人気を持つだけに、「石原新党」はじめ中央政界復帰説は消えない。最近の目立った言動は国政への道筋を探るパフォーマンスなのか、単に知事再選を固める手なのか。
■今はこらえろ■
「日本は堂々と戦争したっていい」
10日の民放テレビの報道番組。朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)から帰国した拉致被害者の子供たちに危害が加わるような場合、断固たる態度をとるべきだ−−。石原氏はそう明言したが、実はそれまでの発言は慎重だった。
首相の訪朝翌日の9月18日。都議会の所信表明演説で石原氏は「北朝鮮なる国の本質を見極め、毅然(きぜん)とした態度を貫くことを建言したい」と淡々とエールを送った。記者会見で歴史観を語る際も、第三者の言葉を引用してかわすケースが目立った。背景には、ひとつの忠告があった。
中曽根元首相だ。「自分が進めたこの国の政治の集大成を君に託したい。だから、今はこらえろ」。時に自ら、時に知人を介し、中曽根氏は石原氏に伝え続けた。
10日の「戦争発言」についても、石原氏周辺は「テレビで語る場合は、必ず世論をつくり出す戦略がある。中曽根氏と会って、ヒントを得たのではないか」と説明する。過激発言も、北朝鮮に批判的な世論の動向をしっかり計算したうえでのことのようだ。
一方で8日、石原氏は官邸で首相と会い、「自民党は絶対、来年秋の総裁選で(小泉首相を)推さないが、首相を続けることはできる。そういう選択肢もあるぞ」と進言してみせた。
最近では「小泉氏には、強力な副首相が必要だ。何か言ってきても軽くあしらえる熟達した政治家が」と周辺に漏らしてもいる。
12月19日には、中曽根氏との討論会を盛り込んだパーティーを開く。「打ってみる価値のある手はとりあえず打つ。彼はいつもそうやってここまできたんだから」。関係者は意味深長にこう言う。
石原氏の狙いは、知事再選か、小泉政権への参加か、それとも「石原新党」や「石原首相」への布石か……。かき回すほど、世の中の関心は自分に向く。そんな計算があるのかも知れない。
■新党論は停滞■
「客観状況から言うと都知事で日本を変えることはできないという限界を感じている。国政への思いはあるだろう」。自民党の亀井静香前政調会長は14日、石原氏の心境をそう解説した。
亀井氏は、野中広務元幹事長を交えた石原氏との会談を定期的に重ねている。小泉内閣の支持率が急落した今春には「首相が解散に踏み切れば、500%の確率で石原氏は新党に動く」と周辺に漏らしてもいた。
だが、その後、首相の電撃的な訪朝もあって内閣支持率は回復。いまや自民党内の大勢は変わった。「石原氏では新しい日本というイメージを出せない。改革を掲げても小泉政権の二番煎(せん)じになる」「年齢がネックだ。だれがついていくのか」。いかにも古い、と言わんばかりだ。
もともと、石原新党論が浮上しかけたのは、支持率が大きく落ち込んだ森政権末期。都市部議員の「このままでは選挙に勝てない」との声が底流にあった。それが「小泉人気」でカバーできるとなれば、石原氏を担ぐメリットは乏しい。江藤・亀井派でも最近は、「今さら船を乗り換えるわけにはいかない」(中堅)との声が聞かれる。
7月の朝日新聞社の世論調査で「首相に一番よい人は」という設問への答えは、20%の小泉氏に次いで石原氏は11%。が、翌8月、朝日新聞社が50歳未満の国会議員101人を対象に行ったアンケートでは、石原氏を挙げた人はゼロ。国民と永田町の人気の乖離(かいり)は大きい。
一方で最近、経済政策をめぐって首相批判が強まっているのを受けて、来年秋の自民党総裁選で、小泉氏の再選に「待った」をかけようという動きもある。ただその急先鋒(きゅうせんぽう)の亀井氏も、石原新党の可能性には「石原氏自身の判断だ。私はあおったこともない」。まだ動く時期ではない、という判断のようだ。
■今はこらえろ■
「日本は堂々と戦争したっていい」
10日の民放テレビの報道番組。朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)から帰国した拉致被害者の子供たちに危害が加わるような場合、断固たる態度をとるべきだ−−。石原氏はそう明言したが、実はそれまでの発言は慎重だった。
首相の訪朝翌日の9月18日。都議会の所信表明演説で石原氏は「北朝鮮なる国の本質を見極め、毅然(きぜん)とした態度を貫くことを建言したい」と淡々とエールを送った。記者会見で歴史観を語る際も、第三者の言葉を引用してかわすケースが目立った。背景には、ひとつの忠告があった。
中曽根元首相だ。「自分が進めたこの国の政治の集大成を君に託したい。だから、今はこらえろ」。時に自ら、時に知人を介し、中曽根氏は石原氏に伝え続けた。
10日の「戦争発言」についても、石原氏周辺は「テレビで語る場合は、必ず世論をつくり出す戦略がある。中曽根氏と会って、ヒントを得たのではないか」と説明する。過激発言も、北朝鮮に批判的な世論の動向をしっかり計算したうえでのことのようだ。
一方で8日、石原氏は官邸で首相と会い、「自民党は絶対、来年秋の総裁選で(小泉首相を)推さないが、首相を続けることはできる。そういう選択肢もあるぞ」と進言してみせた。
最近では「小泉氏には、強力な副首相が必要だ。何か言ってきても軽くあしらえる熟達した政治家が」と周辺に漏らしてもいる。
12月19日には、中曽根氏との討論会を盛り込んだパーティーを開く。「打ってみる価値のある手はとりあえず打つ。彼はいつもそうやってここまできたんだから」。関係者は意味深長にこう言う。
石原氏の狙いは、知事再選か、小泉政権への参加か、それとも「石原新党」や「石原首相」への布石か……。かき回すほど、世の中の関心は自分に向く。そんな計算があるのかも知れない。
■新党論は停滞■
「客観状況から言うと都知事で日本を変えることはできないという限界を感じている。国政への思いはあるだろう」。自民党の亀井静香前政調会長は14日、石原氏の心境をそう解説した。
亀井氏は、野中広務元幹事長を交えた石原氏との会談を定期的に重ねている。小泉内閣の支持率が急落した今春には「首相が解散に踏み切れば、500%の確率で石原氏は新党に動く」と周辺に漏らしてもいた。
だが、その後、首相の電撃的な訪朝もあって内閣支持率は回復。いまや自民党内の大勢は変わった。「石原氏では新しい日本というイメージを出せない。改革を掲げても小泉政権の二番煎(せん)じになる」「年齢がネックだ。だれがついていくのか」。いかにも古い、と言わんばかりだ。
もともと、石原新党論が浮上しかけたのは、支持率が大きく落ち込んだ森政権末期。都市部議員の「このままでは選挙に勝てない」との声が底流にあった。それが「小泉人気」でカバーできるとなれば、石原氏を担ぐメリットは乏しい。江藤・亀井派でも最近は、「今さら船を乗り換えるわけにはいかない」(中堅)との声が聞かれる。
7月の朝日新聞社の世論調査で「首相に一番よい人は」という設問への答えは、20%の小泉氏に次いで石原氏は11%。が、翌8月、朝日新聞社が50歳未満の国会議員101人を対象に行ったアンケートでは、石原氏を挙げた人はゼロ。国民と永田町の人気の乖離(かいり)は大きい。
一方で最近、経済政策をめぐって首相批判が強まっているのを受けて、来年秋の自民党総裁選で、小泉氏の再選に「待った」をかけようという動きもある。ただその急先鋒(きゅうせんぽう)の亀井氏も、石原新党の可能性には「石原氏自身の判断だ。私はあおったこともない」。まだ動く時期ではない、という判断のようだ。
これは メッセージ 1 (mitokoumon_2002 さん)への返信です.