小泉郵政大臣
投稿者: hangyosyufu 投稿日時: 2005/07/25 00:40 投稿番号: [209572 / 232612]
私自身は平成12年まで郵政省に在職していたが、今でも小泉郵政大臣の郵政官僚との確執を鮮明に覚えている。
平成4年当時は金丸逮捕を受け、竹下派全盛から経世会が分裂含みになっていった時代である。その時期を逃さずして任命された小泉郵政大臣は宮沢総理の経世会に対するあてつけ人事ともいわれた。
小泉大臣は依然露骨に竹下派べったりの郵政省に疎外された。私の元上司が秘書官で苦労したことをよく話してくれた。現在巷間言われているように、小泉首相が師と仰いでいた福田赳夫の政敵であった旧田中派の牙城である郵政省に切り込むという側面は当時から容易に看て取ることができた。
道路問題にしても郵政問題にしても旧経世会の基盤を攻めるという政治的側面があることは否定できないだろう。
第二に経済的な側面。私は当時入省5年目、係長2年目でちょうど長野の現場の郵便局長に赴任する1年前の時期であったが、正直言って限度額をアップさせるべきでないという「当時の」小泉氏の主張は一部もっともな部分も含まれると感じていた。
限度額の引き上げによって郵貯はますます大量の国債引受機関と化して一種のクラウディングアウト(資金が国債に吸収され市中に資金が回らなくなる現象)を生じさせ、それが民営化論の根拠とされる可能性があったし、肥大化はリテール分野に進出していた民間金融機関との対立を決定的に深めるだろうと考えていた。
したがって、むしろ段階的に規模をなだらかに縮小するのが賢明な選択であると私自身は思っていた。郵貯を守るのならばむしろ肥大化を避けるべきだったのである。
これは メッセージ 1 (mitokoumon_2002 さん)への返信です.
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