細田官房長官、韓国案に警戒感
投稿者: sofiansky2003 投稿日時: 2005/07/15 00:18 投稿番号: [208490 / 232612]
北への電力供給
「完全な核放棄前提」
官房長官、韓国案に警戒感
北朝鮮による核放棄の見返りに韓国政府が電力供給計画を明らかにしたことに対し、細田博之官房長官は十三日の記者会見で「核の放棄、検証が前提として行われなければ意味がない」と警戒感をあらわにした。韓国提案は核放棄の具体策に触れておらず、日米両国が求めてきた「完全かつ検証可能で不可逆的な核放棄」が担保されるかどうか不透明なためだ。政府は十四日にソウルで行われる日米韓局長級協議で調整を図る考えだ。
日本政府の念頭にあるのは、一九九四年の米朝枠組み合意に基づく朝鮮半島エネルギー開発機構(KEDO)のエネルギー支援策の失敗だ。核兵器の材料となるプルトニウム生産が容易な黒鉛炉を北朝鮮が解体することを条件に発電用軽水炉の建設をKEDOが実施する内容だったが、北朝鮮にほごにされた。
細田氏は会見で「KEDOも(今回と)同じように、核放棄が前提となっていたにもかかわらず、また(核開発が)再開されてしまったという苦い経験がある」との懸念を示した。
政府は昨年六月の六カ国協議で、エネルギー支援の条件として、(1)ウラン濃縮計画を含むすべての核計画が放棄の対象(2)実質的な情報開示(3)十分な検証−の三点を挙げている。米国政府も「完全かつ検証可能で不可逆的な核放棄」を条件に挙げている。
しかし、今回の韓国提案は電力供給の条件として「核放棄で合意した場合」としているだけで、日米両国との対応の開きが際立っている。
このため十四日の局長級協議は「(三カ国の)支援策のどこが違うのか、互いに確認する場になる」(政府筋)。二十七日に一年一カ月ぶりに開かれる見通しの六カ国協議を前に、まず日米韓の調整が図られるかどうかが課題になりそうだ。
≪米「有益な解決策」≫
【ソウル=久保田るり子】韓国を訪問したライス米国務長官は十三日、潘基文・韓国外交通商相との共同記者会見で、核放棄を条件に北朝鮮への二百万キロワットの電力供給を示した韓国側の「重大な提案」について、「北朝鮮のエネルギー問題を解決するのに有益な解決策」と評価した。(07/14)
http://www.sankei.co.jp/databox/n_korea/nkorea_2_1.htm
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/1143583/beaec0tbcsaja4nkacdaba4h2ddbja4ka4da4a4a4fa1ya1ya1ya1ya1y_1/208490.html