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官僚腐敗に苦しむ地域住民

投稿者: hangyosyufu 投稿日時: 2005/06/29 01:49 投稿番号: [207275 / 232612]
天津村民が汚職官僚を殺害

【大紀元日本6月28日】6月中旬、天津市薊県の警察は、「一人っ子政策」に違反したことをめぐり村の婦人会主任と下倉鎮の役人2人、合わせて3人を殺害した疑いで、下倉鎮南魯庄村の村民・楊貴清容疑者を指名手配した。

手配文には、指名手配の原因が書かれていなかった。地元住民らの情報によれば、殺害には、楊容疑者が「一人っ子政策」に違反したことにつけ込み、村役人が彼に不当に高額な罰金を要求したことや、容疑者が所有する農地を剥奪しようとしたことが背景にあったと思われる。容疑者は6月25日に警察に射殺されたという。

この事件に対し、多くの村民は、楊容疑者に同情的である。「極悪な官僚が大勢いるのだから、もっといっぱい殺さなければ、農民には生きる道が無い」と彼らは口をそろえて言う。大紀元は、警察当局が事件についてまったく情報を明らかにしないため、地元住民からこの事件に関する情報を聞き取りした。

南魯庄村から10キロ離れた隣村に住む女性は、「楊貴清さんの家は、第二子を授かったため、罰金2万元(日本円28万円に相当する)を要求され、村役人にはそれをきちんと支払った。しかしこの2万元は、受け取った役人に着服され、事実を知る幹部らも、知らない振りを装い、結局、再度罰金の支払いを要求された。それに加えて、本来もらえるべきはずの農地も、剥奪された。絶望した楊貴清さんは、怒りのあまり、3人の役人を殺してしまった」と証言。

また、容疑者と同下倉鎮のある女性の証言では「楊貴清さんには娘2人がいるのだが、男の子がほしかった。3人目が生まれたとき、役人に3.5万元という高額な罰金が要求された(日本円45万に相当する)。彼にはそんな大金は払えず、それに加え、政府は、楊貴清さんに配分した農地を剥奪した。

生きる道を絶たれた楊貴清さんは、「一人っ子政策」を執行する婦人会主任である叔母と通報に行こうとした2人の役人を刺し殺した、一番殺されるべき悪人の村長は逃げだした」と話している。

証言の中に事実の食い違いはあるものの、「一人っ子政策」の罰金をめぐり地方役人が貧しい農民に対して不正を働き、金をだまし取り、農地を剥奪したことで、追いつめられての犯行であるらしい。

事件発生後、警察当局は楊容疑者を指名手配したが、指名手配文には、事件の詳細に関する情報が全く書かれていなかった。詳細が明らかになると、官民の対立がさらに悪化すると予測され、それを防ぐためであると思われる。

現地の村民は「最近、いろいろな指名手配文があちこちに張り出されているが、農民たちは皆、殺人犯に同情している。楊貴清も、実際には事件後、ずっと村に身を隠していた。警察から漏れた情報によると、6月25日午前2時ごろに、村から野原に逃げ込む時、警察に射殺された。このことは一般の人はまだ知らない」と明かした。
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