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寡頭体制国家日本は国粋主義を目指す

投稿者: calario360 投稿日時: 2002/11/13 22:39 投稿番号: [20559 / 232612]

寡頭体制とは、権力が一部の実力者に集中している国家体制・支配体制を言う。

日本は完全な寡頭体制国家だ。

日本の場合、権力を握っているのは一部の財閥と閨閥   (けいばつ)   だ。三井住友銀行   (財閥)   や麻生自民党政調会長の属する血縁組織   (閨閥)   が寡頭体制のリーダーと言える。

自民党の本質は、寡頭体制の政治面での将棋の駒だ。

国民や米国の目をごまかすために、民間から竹中氏を金融大臣に据えたが、竹中氏が唱えた金融政策は、寡頭体制のリーダーによって握りつぶされた。

そして、寡頭体制はRCC方式に代わる不良再建策をぶちたてた。それは、米国が推薦する方法とはまったく違った、産業再生機構と言う何がなんだかわけのわからない代物だ。これは、不良債権を処理したくないためのごまかし機関だ。


    
丸山真男は日本の寡頭体制を、「我が国民の上に打ちかけられていた十重二十重の見えざる網」   と呼んだ。

また別の戦後の思想家は寡頭体制を、「巨大な暗箱」   になぞらえ、日本人は   「その四隅の見えない暗箱にいつのまにか入りこんだ」   と述べた。

どうして日本の支配体制は寡頭体制になってしまったのか?

また、どうして日本人は今見られる北朝鮮人ぎらいに流され、極端な愛国心を駆りたてられるのであろうか?

さらにはなぜ過去の日本は戦争へと引きこまれていったのだろうか?



日本人についてこの点を理解しようとするならば、日本人とは一体だれなのか、ということを追求すれば、多くを理解することができるだろう。


戦前のイデオロギー時代は日本の過去の悲劇的な側面だが、理解不能なものではない。

日本が近代を受け入れはじめたとき、一般の日本人には近代国家の一員になることが何を意味するかを理解できなかった。

日本人が知る国家とは、寡頭体制の執政者たちからかん高く執鋤に教えられたものがせいぜいだった。

日本人が学んだもっとも重要な習わしのひとつが、民族意識の形成に不可欠の制度   ・・・・・   徴兵制度だった。

日本人はまた、個人であることが何を意味するのかも知らなかった。

もっともリベラルな者ですら、その概念を国民国家にむすびつけた。

福沢諭吉が犯した誤り、「人になるとは、日本人になること」   がたびたび繰り返された。

また、つい最近まで名のない奴隷でしかなかった日本人にとって、「日本人になること」、近代国家の認められた一員として参加することの魅力はとてつもなく大きなものであった。


大戦突入前の日本人が、ひとり残らず天皇制イデオロギーの熱心な信者になったということは、日本人は単純だということだ。

戦前の日本人は、公(おおやけ)には天皇と国家のためにつとめた。

現代の日本人は、公(おおやけ)には会社のために働く。

しかし、公(おおやけ)の場で見せる日本人の仮面の下には、自分のことしか考えない独善的な面が隠されている。
    
つまり、日本人は昔も今も変わらず、わがまま人間であるということだ。

拉致問題を考える場合に、このわがままを念頭において世論の形成を見ていけば、日本人社会の不可解性は簡単になぞときができる。

くりかえしになるが、日本人はわがままであるということにつきる。
 

新約聖書のコリント10−24には次のようにある   :

「自分のではなく、人の利益を求めよ」

一体日本人の中で何パーセントの人々が、この言葉の意味をかみしめているのだろうか?
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