援助引き出す”万能薬”?
投稿者: komash0427 投稿日時: 2005/03/01 00:34 投稿番号: [184419 / 232612]
去る10日、旧正月連休を楽しんでいた韓国国民と世界の人々に突然、北朝鮮外務省が発表した核兵器保有宣言が飛び込んできた。北朝鮮の核ゲームの次の手が地下核実験か核保有宣言ではないかというのは大方の専門家たちの予想だった。しかし、いざ平壌の公式宣言に接するとやはり驚きであり衝撃的だ。
この外務省声明を詳しく検討した専門家たちは、声明の内容が6ヶ国協議中断の方に重点があり核保有はその添え物という印象を受けた。これは2つの分析を可能にする。1つは6ヶ国協議を完全にやめにするのではなく条件付きで中断するということであり、もう一つは核保有宣言にしてはその内容がおとなしく貧弱なことだ。
最初については、北朝鮮にとってなんのプラスにもならない6ヶ国協議はやめたといえばいいのだが、その場合、国際社会とくに中国やロシアの非難がこわいし、核問題の責任を一人背負うことで米国に利を与えることになるため、中断という表現を使ったようだ。
2番目の核保有宣言に重点があったなら外務省より政府声明、国防委員会声明、あるいはさらに党中央軍事委員会や国防委員会と政府の共同声明として発表されていただろう。
また声明発表の時間を見ると、上からの突発的な指示というより、外務省が以前からいくつかの可能性を計算しながら正常のルートで金正日に報告していたもののようだ。北朝鮮の外務省は木曜日の午前に金正日に外交文書を報告し、金正日はだいたい午後に決済して文書を下ろす。今回の声明発表も木曜の午後だった。したがってとくに緊急事態での宣言ではないということだ。
平壌はこの時期になぜ核保有宣言をし、その狙いは何か?
平壌は米国がイラクから今年中に撤退する事は不可能で、したがって米国は朝鮮半島に軍事力を増強することは絶対にないという重要な結論を下したようだ。また米国がイラクの次に関心を持っているのはイランであり、イランの核が北朝鮮の核より米国の関心の対象であると分析したようだ。
さらにイラクで大量殺傷兵器を探し出せなかった米国は、数千箇所の地下施設に隠してある北朝鮮の核兵器や大量殺傷兵器の捜索は放棄し、その代わり北朝鮮の人権問題や開放・改革への誘導を通じ政権交代をもたらし、核問題などを体制変化という根底で解決しようという、長期戦に入ったと分析したようだ。
では北朝鮮は実際に核兵器を持っているか?
北朝鮮の指導者たちはすでに朝鮮戦争の時から核兵器保有に向け確固たる意思を持ってきた。寧辺や博川の核研究所、旧ソ連で勉強した核科学者たち、百四十数回にわたる起爆装置の実験、プルトニウムや濃縮ウラン獲得の努力などを見れば明らかだ。
例えば濃縮ウランの問題についても、韓国に亡命した黄元朝鮮労働党書記は、1996年、労働党軍需工業担当書記だった全から濃縮ウランを外国から入手するよう頼まれたことがあると証言している。
その証言によると、全書記はその数ヶ月後、パキスタンに行って来たといい、濃縮ウラン問題は解決したので気にしないでくれといったという。したがって核兵器保有の可能性は十分だが、その核爆弾はきわめて初歩的なものであろう。
韓国、米国、日本そしてとくに中国、ロシアの反対にもかかわらず核兵器を保有しようとする北朝鮮の真意は何か?
核兵器を持っていれば"核大国"の待遇を受け外部からさらに援助を引き出せるし、米国の攻撃から体制を守り住民を結束させ、さらに情勢が有利になれば朝鮮半島を北朝鮮主導で統一できる・・・・・と考えているようだ。
平壌は核兵器を”万能薬”と思っているが、これが”毒薬”にならないという保証はない。旧ソ連は核兵器がなかったから崩壊したのだろうか?
(本日の産経 国際面より)
高英煥(コ・ヨンファン)氏
1953年、平壌出身。北朝鮮の外交官としてザイールなどに駐在し、駐コンゴ大使館参事官当時の91年に韓国へ亡命した。
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>去る10日、旧正月連休を楽しんでいた韓国国民と世界の人々に突然、北朝鮮外務省が発表した核兵器保有宣言が飛び込んできた。
お正月気分が吹っ飛んだんでしょうか?人騒がせな国ですね。
>北朝鮮の外務省は木曜日の午前に金正日に外交文書を報告し、金正日はだいたい午後に決済して文書を下ろす。
>核兵器を持っていれば"核大国"の待遇
これってなんですかね?
この外務省声明を詳しく検討した専門家たちは、声明の内容が6ヶ国協議中断の方に重点があり核保有はその添え物という印象を受けた。これは2つの分析を可能にする。1つは6ヶ国協議を完全にやめにするのではなく条件付きで中断するということであり、もう一つは核保有宣言にしてはその内容がおとなしく貧弱なことだ。
最初については、北朝鮮にとってなんのプラスにもならない6ヶ国協議はやめたといえばいいのだが、その場合、国際社会とくに中国やロシアの非難がこわいし、核問題の責任を一人背負うことで米国に利を与えることになるため、中断という表現を使ったようだ。
2番目の核保有宣言に重点があったなら外務省より政府声明、国防委員会声明、あるいはさらに党中央軍事委員会や国防委員会と政府の共同声明として発表されていただろう。
また声明発表の時間を見ると、上からの突発的な指示というより、外務省が以前からいくつかの可能性を計算しながら正常のルートで金正日に報告していたもののようだ。北朝鮮の外務省は木曜日の午前に金正日に外交文書を報告し、金正日はだいたい午後に決済して文書を下ろす。今回の声明発表も木曜の午後だった。したがってとくに緊急事態での宣言ではないということだ。
平壌はこの時期になぜ核保有宣言をし、その狙いは何か?
平壌は米国がイラクから今年中に撤退する事は不可能で、したがって米国は朝鮮半島に軍事力を増強することは絶対にないという重要な結論を下したようだ。また米国がイラクの次に関心を持っているのはイランであり、イランの核が北朝鮮の核より米国の関心の対象であると分析したようだ。
さらにイラクで大量殺傷兵器を探し出せなかった米国は、数千箇所の地下施設に隠してある北朝鮮の核兵器や大量殺傷兵器の捜索は放棄し、その代わり北朝鮮の人権問題や開放・改革への誘導を通じ政権交代をもたらし、核問題などを体制変化という根底で解決しようという、長期戦に入ったと分析したようだ。
では北朝鮮は実際に核兵器を持っているか?
北朝鮮の指導者たちはすでに朝鮮戦争の時から核兵器保有に向け確固たる意思を持ってきた。寧辺や博川の核研究所、旧ソ連で勉強した核科学者たち、百四十数回にわたる起爆装置の実験、プルトニウムや濃縮ウラン獲得の努力などを見れば明らかだ。
例えば濃縮ウランの問題についても、韓国に亡命した黄元朝鮮労働党書記は、1996年、労働党軍需工業担当書記だった全から濃縮ウランを外国から入手するよう頼まれたことがあると証言している。
その証言によると、全書記はその数ヶ月後、パキスタンに行って来たといい、濃縮ウラン問題は解決したので気にしないでくれといったという。したがって核兵器保有の可能性は十分だが、その核爆弾はきわめて初歩的なものであろう。
韓国、米国、日本そしてとくに中国、ロシアの反対にもかかわらず核兵器を保有しようとする北朝鮮の真意は何か?
核兵器を持っていれば"核大国"の待遇を受け外部からさらに援助を引き出せるし、米国の攻撃から体制を守り住民を結束させ、さらに情勢が有利になれば朝鮮半島を北朝鮮主導で統一できる・・・・・と考えているようだ。
平壌は核兵器を”万能薬”と思っているが、これが”毒薬”にならないという保証はない。旧ソ連は核兵器がなかったから崩壊したのだろうか?
(本日の産経 国際面より)
高英煥(コ・ヨンファン)氏
1953年、平壌出身。北朝鮮の外交官としてザイールなどに駐在し、駐コンゴ大使館参事官当時の91年に韓国へ亡命した。
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>去る10日、旧正月連休を楽しんでいた韓国国民と世界の人々に突然、北朝鮮外務省が発表した核兵器保有宣言が飛び込んできた。
お正月気分が吹っ飛んだんでしょうか?人騒がせな国ですね。
>北朝鮮の外務省は木曜日の午前に金正日に外交文書を報告し、金正日はだいたい午後に決済して文書を下ろす。
>核兵器を持っていれば"核大国"の待遇
これってなんですかね?
これは メッセージ 1 (mitokoumon_2002 さん)への返信です.