金正日体制「終わりの始まり」①
投稿者: komash0427 投稿日時: 2005/02/27 23:09 投稿番号: [184021 / 232612]
宮塚
金正日側近の亡命説、粛清説、クーデター発生説、あるいは金正日の暗殺説まで、ここ最近、北朝鮮に関して様々な情報が報じられたことで、金正日体制が揺らぎ始めているのではないかとの見方がメディアの中で強まっているようです。しかしながら、脱北者や内部文書を通じて生のきた情報に基づいて検討している立場からすると、多少の違和感を覚えますが、いかがでしょうか。
李
色々な情報が流れましたが、一言でいうと玉石混合。まあ、石の方がかなり多いかなという印象ですね。
金正日の肖像画が撤去されたというロシアのイタル・タス通信の報道(10月16日)に始まり、朝鮮中央通信が金正日に対して「敬愛する指導者」という敬称を省略したとの報道(11月18日)が続き、そういう情報(11月25日)まで流れました。さすがにバッジを外したとの報道には私も驚きましたが、よく聞いてみればなんのことはない、金日成バッジではなく金正日バッジを外しただけのことでした。
宮塚
北朝鮮の人々が金日成バッジをつけなくなったらそれこそ一大事ですが、金正日バッジはもともとつけていない人が多いし、親子のバッジをつけている人も少ない。普段から北朝鮮を知っている専門家ならば、何ら驚くことではありません。
李
肖像が撤去も含めて対南工作の一環でイメージアップを図るためでしょう。2003年のユニバーシアードテグ大会で応援に来た北朝鮮の「美女軍団」が、韓国の若者たちの注目を集めましたが、あの時金正日の写真が印刷された横断幕が雨に濡れていると言って、美女軍団が大騒ぎしました。その後日談があって、最近の韓国の国家情報院はなまけていますが、さすがにことのときは美女軍団の宿舎に盗聴器をし掛けていたそうです。すると、担当指導員が「誰があんな真似をしろと言った!」と美女軍団を叱りつけた。それまで歓迎ムードだった韓国世論が、彼女たちの空騒ぎのお蔭で「丸でカルト信者のようだ」と冷めてしまったからです。これに学んだ北朝鮮は対南工作を韓国の若者たち向けにソフト化する路線に修正しているんです。肖像が撤去もこの延長線上にあると考えるべきでしょう。
続く)
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