小泉首相の訪朝と課題について☆☆☆☆☆

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ブッシュ一般教書演説>重村評

投稿者: sofiansky2003 投稿日時: 2005/02/06 22:17 投稿番号: [175853 / 232612]
まあ、米国の中味は変わるまい。
しかし、出口も見えてこない。

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(電脳補完録から)

ブッシュ米大統領は2日夜(日本時間3日午前)、米議会で一般教書演説を行った。
一般教書演説は、大統領が毎年年初にその内政、外交方針を国民に訴えるものである。
小泉首相や日本の政治家の演説よりは、はるかに上手にねられた内容で、国民に感動を与えようとの努力が感じられた。

ブッシュ大統領は、この演説であらためて「北朝鮮の核開発放棄」を目指す方針を明らかにした。
また、世界から「専制」や「圧制」をなくすとの目標を掲げた。
北朝鮮については、これまでの一般教書演説とは違い、名指しの批判は避けた。
それでも、これは北朝鮮に態度を軟化させたわけではない。北朝鮮の核開発を阻止し、専制・独裁を終わらせ、人権問題を解決し自由を拡大する方針に変わりのない立場は、明らかにした。

それならなぜ、「悪の枢軸」や問題国家といった厳しい表現を使わなかったのだろうか。
それは、今年の一般教書が「イラクでの民主主義の勝利」を宣言することに、力が注がれているからである。
一般教書演説の直前にイラクでの初の自由選挙が行われた。また、アフガニスタンやパレスチナでも、自由な選挙が実施された。
こうした中東での自由な選挙実現を背景に、自由と民主主義の勝利をアメリカ国民に訴えようとしたのである。
演説を聴いた国民の約60%が、大統領演説を高く評価した。
さらに、アメリカのマスコミもイラクでの自由選挙の成功で、ブッシュ大統領への評価を変えた。
アメリカのイラク攻撃の意味を、肯定的に受け止めだしている。
こうしたアメリカ世論の変化を背景に、イラク民主化の「勝利」をブッシュ大統領は国民にアピールしようとしたのだった。

そのため、北朝鮮への言及はややトーン・ダウンさせたのである。
また、北朝鮮を6カ国協議に参加させるために、名指しの批判を避けたようだ。
北朝鮮を訪朝した米連邦議員たちに一般教書で北朝鮮を非難しないように、求めた。
名指しの批判が消えれば、「北朝鮮の外交勝利の結果」と国内では説明して、6カ国協議に出席できるというのである。

米国は、この北朝鮮や米議員などの要請をとりあえずは受け入れ、6カ国協議再開への道を開けた。
しかし、米国の立場と方針には変わりない。
再開6カ国協議では、最近明らかになった北朝鮮のリビアへの核物質輸出も、問題にする意向だ。

(早稲田大学国際教養部教授・重村智計)
http://nyt.trycomp.com:8080/modules/news/article.php?storyid=3615
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