小泉首相の表面的な姿勢について
投稿者: remember140917 投稿日時: 2004/12/25 10:05 投稿番号: [167000 / 232612]
小泉首相に対する強い非難の一つに、「北朝鮮に対する強硬姿勢を全く明確に示さない」というものがある。私自身、かつてはその気持ちを強く持っていただけにそう思う気持ちには強く同感できる。
しかし、国家間の交渉について冷静になって考えてみて頂きたい。
交渉による拉致被害者の奪還を考えている場合、一人の総理大臣が圧力と対話の双方を兼ねることは、非常な危険を伴うと私は考える。
仮に小泉首相が交渉に際して強硬姿勢を示し、相手方がそれを理由として交渉が決裂した場合、日本の最高責任者である総理大臣をフォローできる存在は天皇陛下以外には無い。
したがって、そのような場合で交渉を日本の側から再開しようとすれば、強硬姿勢を示した総理大臣自らが過去の姿勢について謝罪して交渉の再開をお願いする以外に、交渉を再開する方策は無くなるからである。これが、国家間の交渉においてどれだけのダメージをもたらすかは、あらためて説明する必要はないだろう。
つまり、交渉決裂を覚悟し、かつ、決裂後はどれほど長期的な事態の停滞を招こうとも絶対に日本側から交渉再開を求めない覚悟があって初めて、小泉首相が北朝鮮に対して強硬姿勢を示すことが可能になるのである。
これは メッセージ 166998 (remember140917 さん)への返信です.
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