ノドンミサイルの存在意義について
投稿者: zooey_seymour1 投稿日時: 2004/12/17 22:03 投稿番号: [165285 / 232612]
弾道ミサイルの正常な弾着はエンジンの出力と誘導システムの正確さ、姿勢制御能力、大気圏再突入体の強度、ペネイドの性能の全てが同時に機能する必要がある。
'91年の湾岸戦争でバグダット郊外からイスラエルに対し発射されたアル・フセインはスカッドミサイルを改良したもので、イスラエル領土内において正常な着弾は認められなかった。
アル・フセインの大半は空中分解し、その他はペトリオットによって迎撃された。 「ぺトリオットミサイルの迎撃したものは、空中分解したアル・フセインの燃料タンクであった。」とシュワルツコフ司令官は述べている。
破壊されなかった弾頭の一部はイスラエル領土内に落下し、いくらかの建物を倒壊させ、負傷者を出した。 結果として、アル・フセインはその大袈裟な名前にふさわしく、イスラエルの国民を驚かせた非実戦的兵器となった。
それについては、イスラエル領土内において採取された破片と資料の結果、
・問題のある構造設計と基本性能の低さ
・液体燃料式で距離的伸長性において、昨今の長距離地対地ミサイルに比し極めて劣っている。
・スカッドミサイルの強引な伸長改良によるペイロードの小型化
・実戦データ不足による減速と拡散技術の低さ
・ミサイル本体の姿勢制御データの不足
・ペネイド技術がなかった為、地対空ミサイルの迎撃を避けられなかった
等と米軍は分析している。
中距離弾道ミサイルの大気圏再突入速度はマッハ10をかるく越え、イラク軍の実戦データ不足による減速技術の低さにより、ペイロードの外殻の多くは摩擦で燃えつきてしまっていた。 そして、BCウェポンを搭載しても、地上付近で気化してしまうので使用されなかった。
仮に大部分が空中分解せず、大気圏で融点に達せず、軍事目標に的中し、正常に信管が作動したとしても、小型化されたペイロードの重量は300キログラムにも満たず、200ミリ榴弾砲二発程度の威力であった。
北のノドンは、スカッドCの改良型であり、基本設計(エンジンと姿勢制御能力)はスカッドミサイルのまま射程1000キロメートルに強引に伸長されたものである。 従って、アル・フセインの示した実戦における多くの問題点をそのまま継承している。
さらに北には、ノドン開発時において必要とされる、あらゆるデータの採取と高精度の機械加工技術、先進材料、ペネイド技術、誘導ジャイロを制御するシステムソフトウェア、大量の物理データを瞬時に演算するスーパーコンピュータ等々、が決定的に欠落していたとおもわれる。
'90年にノドン一号の初テストが行われ、'93年に射程350キロメートルのテストが行われた。 いずれの場合も短射テストであり、IRBMの実戦配備に必要とされる最低十数回以上の長射程データはない。 つまり、実戦において信頼されるCEPデータは皆無である。
北は衛星からの弾頭ジャイロ誘導技術は皆無に等しいと分析されている。 では、射出されたノドンの命中精度はどれほどと推定されているのか。
例えば、本土のピンポイントの軍事目標を定めたとすると、三沢の空軍基地を狙って青森県内の何処かに落とせるか否か、というレベルと推定される。 つまり、標的範囲は数十キロ四方に運良く落ちるかどうかといわれ、防衛庁はノドンのペイロードは300キログラム程度としており、通常炸薬による破壊力は地面に直径六メートル程の穴が開くぐらいである。
弾頭の姿勢制御能力と誘導能力に欠落がある以上、BCウェポンも搭載する事が不可能であるのは、湾岸戦争でイラク軍が示している。
先進国の基準に照らしておよそ戦略兵器と呼べぬ代物を、自国民が飢餓に瀕してまで開発する北の主眼は、平和に埋没して主体防衛意識の乏しい日本国民に畏怖心をうえつけることにある。
つまり、ノドンは配置されることで、その任を果たしているといえる。
ノドンミサイルが発射されぬことが、存在意義をもつと解釈される以上、日本は常にノドンが発射されても良い国内状態にしておくべきだろう。
現在、日本の政治家の多くに対して、ノドンは実に効果的に作用している。
政治主権者として、その後に起こりうる事態と可能性について、認知することが我々の課題である。
'91年の湾岸戦争でバグダット郊外からイスラエルに対し発射されたアル・フセインはスカッドミサイルを改良したもので、イスラエル領土内において正常な着弾は認められなかった。
アル・フセインの大半は空中分解し、その他はペトリオットによって迎撃された。 「ぺトリオットミサイルの迎撃したものは、空中分解したアル・フセインの燃料タンクであった。」とシュワルツコフ司令官は述べている。
破壊されなかった弾頭の一部はイスラエル領土内に落下し、いくらかの建物を倒壊させ、負傷者を出した。 結果として、アル・フセインはその大袈裟な名前にふさわしく、イスラエルの国民を驚かせた非実戦的兵器となった。
それについては、イスラエル領土内において採取された破片と資料の結果、
・問題のある構造設計と基本性能の低さ
・液体燃料式で距離的伸長性において、昨今の長距離地対地ミサイルに比し極めて劣っている。
・スカッドミサイルの強引な伸長改良によるペイロードの小型化
・実戦データ不足による減速と拡散技術の低さ
・ミサイル本体の姿勢制御データの不足
・ペネイド技術がなかった為、地対空ミサイルの迎撃を避けられなかった
等と米軍は分析している。
中距離弾道ミサイルの大気圏再突入速度はマッハ10をかるく越え、イラク軍の実戦データ不足による減速技術の低さにより、ペイロードの外殻の多くは摩擦で燃えつきてしまっていた。 そして、BCウェポンを搭載しても、地上付近で気化してしまうので使用されなかった。
仮に大部分が空中分解せず、大気圏で融点に達せず、軍事目標に的中し、正常に信管が作動したとしても、小型化されたペイロードの重量は300キログラムにも満たず、200ミリ榴弾砲二発程度の威力であった。
北のノドンは、スカッドCの改良型であり、基本設計(エンジンと姿勢制御能力)はスカッドミサイルのまま射程1000キロメートルに強引に伸長されたものである。 従って、アル・フセインの示した実戦における多くの問題点をそのまま継承している。
さらに北には、ノドン開発時において必要とされる、あらゆるデータの採取と高精度の機械加工技術、先進材料、ペネイド技術、誘導ジャイロを制御するシステムソフトウェア、大量の物理データを瞬時に演算するスーパーコンピュータ等々、が決定的に欠落していたとおもわれる。
'90年にノドン一号の初テストが行われ、'93年に射程350キロメートルのテストが行われた。 いずれの場合も短射テストであり、IRBMの実戦配備に必要とされる最低十数回以上の長射程データはない。 つまり、実戦において信頼されるCEPデータは皆無である。
北は衛星からの弾頭ジャイロ誘導技術は皆無に等しいと分析されている。 では、射出されたノドンの命中精度はどれほどと推定されているのか。
例えば、本土のピンポイントの軍事目標を定めたとすると、三沢の空軍基地を狙って青森県内の何処かに落とせるか否か、というレベルと推定される。 つまり、標的範囲は数十キロ四方に運良く落ちるかどうかといわれ、防衛庁はノドンのペイロードは300キログラム程度としており、通常炸薬による破壊力は地面に直径六メートル程の穴が開くぐらいである。
弾頭の姿勢制御能力と誘導能力に欠落がある以上、BCウェポンも搭載する事が不可能であるのは、湾岸戦争でイラク軍が示している。
先進国の基準に照らしておよそ戦略兵器と呼べぬ代物を、自国民が飢餓に瀕してまで開発する北の主眼は、平和に埋没して主体防衛意識の乏しい日本国民に畏怖心をうえつけることにある。
つまり、ノドンは配置されることで、その任を果たしているといえる。
ノドンミサイルが発射されぬことが、存在意義をもつと解釈される以上、日本は常にノドンが発射されても良い国内状態にしておくべきだろう。
現在、日本の政治家の多くに対して、ノドンは実に効果的に作用している。
政治主権者として、その後に起こりうる事態と可能性について、認知することが我々の課題である。
これは メッセージ 1 (mitokoumon_2002 さん)への返信です.