小泉首相の訪朝と課題について☆☆☆☆☆

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姜哲煥(カン・チョルファン)の叫び 2/2

投稿者: rachi_yamero 投稿日時: 2004/11/25 12:44 投稿番号: [160077 / 232612]
  このような状況が積み重なると、入国ブローカーであれ、善意の人であれ、どんなに脱北者に哀願されても先にカネをもらわなければ脱北者を助けない雰囲気になりました。そのうち、韓国に親戚がいる人だけが、韓国入りを果たすようになり、何ら縁故のない大多数の脱北者は、引き続き死地へと追いやられているのが現状です。

  政府が入国費用を払うなと言うのだから、韓国入りを果たした脱北者でカネを払おうとする人がいるはずがありません。命の恩人を無視するよう政府がそそのかし、一部脱北者は道徳的に不感症になってきています。ことがこうなると、いつからか、脱北者支援活動は同じ脱北者が受け持つようになり、多くの人がこれに加わったことから、費用も安くなり、暴利は考えることもできないようになりました。同じ脱北者同士であるため、費用を支払わなければならなくなったのです。

  現在、ほとんどの脱北者は250〜300万ウォン程度の費用を支払っており、このくらいなら適当な価格だと考えています。カネを払う払わないに関係なく、脱北者を助けることは命を救うことであり、他の民族でもなく、同じ民族が独裁政権の迫害から逃れ助けを求めているのです。政府が乗り出さないとすれば、民間人でもやらなければならないのです。

  しかし、ほとんどの人権団体は財政的に劣悪な状態で、韓国政府は脱北者救出費用に一銭たりとも支援をしておりません。金正日政権には数億ドルを提供しています。そのわずか一部でも脱北者救出に使われていたなら、このような民族の受難はある程度、解消されたはずです。

  教会や宣教団体から支援を受ける民間団体も脱北者から最小限の入国費用はもらわなければならないのが現状です。中国公安の厳しい監視の中、脱北者を救い出すことはあまりにも難しいためです。

  大使館に駆け込んできた脱北者であれ、中国のどこかで捕まった脱北者であれ、私たちにとってはあまりにも尊い命であり、どんな犠牲を払ってでも救い出すべき兄弟です。もちろん、中国との外交摩擦などで容易なことではないでしょう。しかし、韓国政府が脱北者に対する積極的な立場を表明し、外交公館以外のところで捕まった脱北者に対する受け入れ方針も明確にしていたなら、中国政府の“横暴”が今のようにひどくなってはいないはずだと考えます。

  今日、中国がわが兄弟を無差別的に捕まえ、死地へと追いやる背景には、韓国政府の無責任な反人権意識と脱北者に対する無関心があるのだといえます。

  入国ブローカーが大きな問題となり、仲介費用のため脱北者の定着に問題が生じるとすれば、政府が民間団体を支援し、入国費用を払うことなく、脱北者を救出できる方法を講じればいいはずです。

  政府がやるべきことを民間人がやっているのに、一部仲介ブローカーの行動を、まるですべての脱北ブローカーが悪徳であるかのように罵倒するのは、ずうずうしいとしか言いようがありません。

  もはや、脱北者問題は国際的な人権問題となりました。住民の自由と幸せな暮しには少しの関心もない金正日政権が存在する限り、脱北者はこの先も増え続けるでしょう。

  兄弟が困難な状況に置かれた時、韓国の兄弟たちがそれを助けないとすれば、後日、北の兄弟に会わせる顔がないはずです。ドイツの統一が東ドイツの独裁政権から脱出した数百万人もの住民により始まったように、金正日政権の変化やわが民族の統一は脱北者から始まるのです。

  北朝鮮は今、内部的に経済改革を通じて住民の暮しを改善しようとするところか、脱北者を防ぐため、数千里にわたる中国との国境に鉄条網をはり、人を陥れるための罠まで作っています。

  数十万の軍隊が国境に配置され、北朝鮮と中国の国境地帯は緊張状態となっているといいます。脱北者は北朝鮮の民主化と人権向上、ひいては改革、開放を促進する機となるはずです。彼らを積極的に受け入れず、強制送還を傍観した韓国政府は、後日、歴史の審判を避けられないでしょう。

姜哲煥(カン・チョルファン)記者nkch@chosun.com

(終わり)
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