国有銀行から預金者が大量に逃げ出している
投稿者: hangyosyufu 投稿日時: 2004/11/20 00:55 投稿番号: [159440 / 232612]
中国の金融犯罪の捜査当局は、2004年九月までに「地下銀行」といわれる闇の金融業者86行を摘発した(「北京娯楽報」、11月3日)。
とくに当局が目を光らせたのは違法な外貨売買行為、摘発された不正金額は数十億人民元に達し、捜索に際しては五千万元のキャッシュと、290もの「通帳」(その記載総額は三千万元)を押収、すべての口座を凍結して合計194名を逮捕したという。
しかし右の数字は氷山の一角にしても少なすぎないか。
当局は「せっ江省だけで、二月から今日までにおおよそ十二億ドルに匹敵するカネが引き下ろされたとしている」(『TIME』、11月22日号)。
せっ江省と福建省の二省を眺めても、昨年秋口から数百万の口座が解約され、民間の地下銀行へ流れ出した。地下銀行と言っても日本のようにマフィア絡み、暴力団金融ではなく、中国ではいまのところ禁止されている私設銀行という意味である。
民衆は不良債権が肥大化する一方の四大銀行をまったく信用しておらず、闇の“銀行”、各地の伝統的な「講」、海外への不法送金が中心の地下銀行、そして昨今流行の「私募債ファンド」へカネを移し替えている。
後節にのべる「プライベートバンク」も店開きしている(四大銀行とは中国銀行、中国工商銀行、中国建設銀行、中国農業銀行である)。
いまのところ表面的に禁止されている「私募債ファンド」がひょっとして近いうちに中国では認可されそうと人々が騒ぎ出している。
人が都市へ流れ込むのは「民工潮」。それならばカネが国有銀行から私設銀行へ流れ込むのを新造語であてれば、「民銭潮」?
なぜなら銀行より地下銀行のほうが預金利息が良いからで、単純明快。銀行は2%しか利息が付かないが、町の銀行では6%からの利息がつく。
地下銀行の貸し出しレートは14%−15%の間で変動している。インフレが4・5%。ちなみに政府系銀行の貸出金利は6%内外。インフレ率より利息が高くなければ庶民は銀行にカネを預けはしない。
続く
これは メッセージ 159438 (hangyosyufu さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/1143583/beaec0tbcsaja4nkacdaba4h2ddbja4ka4da4a4a4fa1ya1ya1ya1ya1y_1/159440.html