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吉田ドクトリン」との決別

投稿者: hangyosyufu 投稿日時: 2004/10/18 01:09 投稿番号: [155132 / 232612]
私は、憲法改正は必須だと思っていますが、こんな考えもあるのですね。


長期的な観点でのアメリカの衰退を予測した上で、日本は国家戦略を立てねばならないと思います。

日本の国家戦略として、「環太平洋連合」の樹立には何が必要かを明確化する必要があるでしょう。それは「吉田ドクトリン」との決別です。

大事なことは、戦後日本の国家戦略たる「吉田ドクトリン」すなわち、「外交や安保をアメリカに丸投げし、対米輸出を核にした経済立国を目指す」ことが客観的に不可能になりつつあることです。

このような国際情勢の変化を認識し、日本の国益の観点から、かつ対米交渉力を確保する上でも、マラッカ海峡から日本に至る制海権は日本が独力で確保することが必要になってきています。

そのためのコスト増大は覚悟しなければならないでしょう。

これは集団的自衛権には抵触しません。何故ならば日本をシーパワーと規定すれば制海権の保持は死活的利害を有し、日本の領土と同じように重視すべきだからです。

太平洋戦争では、制海権を失い、潜水艦攻撃により通商路を絶たれ、窮地に陥り降伏したことを忘れてはいけません。シーパワーとしての日本にとって、制海権なかんずくマラッカ海峡はイギリスにとってのスエズ運河と同じような戦略的重要性をもつのです。

今現時点では集団的自衛権の容認やそのための改憲には反対です。何故ならば認めた瞬間にアメリカの「中東戦争」に全面的に従事させられるのが明白だからです。

よって、日本の領域概念を変更し、マラッカ海峡の交通自由は日本の国益であり領土保全と同様の重要性有するとすれば、必要十分だと考えます。(実質的な集団的自衛権)

現在のアメリカは経済の空洞化、対テロ戦の継続により国力を損耗し、戦略重心を中東に移してします。そのため、現時点においてアメリカがこの「環太平洋連合」の枠組みを認める可能性は非常に高いと考えます。(江田島孔明)
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