小泉首相の訪朝と課題について☆☆☆☆☆

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一体何を、どのように

投稿者: ringo_pie03 投稿日時: 2004/10/16 20:40 投稿番号: [154998 / 232612]
"検証"したのか

  「正義」と「良心的」なるものを嫌悪したのが山本夏彦だった。きいたふうなしたり顔で正義ぶり、良心的ぶって日本を悪くいう自虐派などを批判し、軽蔑(けいべつ)したのである。「戦争に勝敗はあるが、正邪はない。東京裁判なんて前代未聞の偽善である」ともいった。

  ▼南京事件をめぐる青年漫画誌『週刊ヤングジャンプ』の連載「国が燃える」などはどう考えればいいか。漫画家・本宮ひろ志氏(五七)の筆がえがく困った作品である。発行元の集英社には抗議が殺到し、漫画は休載になったという。

  ▼問題の九月二十二日発売の号を遅ればせながら読んだが、いやはや聞きしにまさるもの。東京裁判も顔を赤らめようというあんばいだ。いわゆる“南京大虐殺”の虚構を「人類が絶対忘れてはならない日本軍の愚行」ときめつけ、これでもかこれでもかである。

  ▼日本兵の述懐としてこんなせりふが使われている。「ワシは南京城外で片っ端から殺したよ。井桁(いげた)に積み上げ、生きたまま油をかけて燃やしちまった。豚を殺すのと同じ気持ちだったなあ」。いま遺族が裁判で係争中の「百人斬り」のような場面も登場していた。

  ▼不適切としか思えない描写は、作者と編集部が「慎重に検証しながら漫画化した」というが、一体何を、どのように“検証”したのか。「これが日本人の正体か」と筆を極めて母国を断罪しているが、日本人の名誉と尊厳のために、検証の“正体”を示してもらわなければならない。

  ▼再び山本夏彦の言葉を借りると、「今はにせ物と言うか夢まぼろしの時代になった。実物を見た人より、幻影を見た人のほうが詳しいのを不思議に思わない時代になった」と。幻影で若者をミスリードしてはならない。十五日から新聞週間が始まった。

http://www.sankei.co.jp/news/column.htm
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