レイプ・オブ・ナンキンの実像
投稿者: ringo_pie03 投稿日時: 2004/10/14 14:19 投稿番号: [154765 / 232612]
実は、この「ザ・レイプ・オブ・南京」については、CNNテレビから著者のアイリス・チャン女史と斉藤邦彦駐米大使との間で対談をしてはどうかとの申し出があった。
というのも、この本が各方面に波紋を投げかけることになったことから、事態を重視した斉藤大使はことあるごとに「チャン女史の本の中には、史実の誤った記載や一方的すぎる解釈があり、バランスを欠いている」との発言をしていたからである。
斉藤大使の発言をまたずとも、日本のマスコミの一部でも、その問題箇所についてはいろいろと指摘がされている。
しかし、いくら日本の新聞や雑誌で、その引用や解釈の誤りを指摘しても、アメリカの大衆には届かない。
日頃から「サムライ大使」と異名を取る斉藤大使がアメリカの人気テレビ討論番組に登場し、チャン女史とちゃんと議論をすれば、日米の相互理解に大きな効果があるだろうと期待されるのもうなずける。
この申し出に対し、斉藤大使も「またとないチャンスだ。受けて立つ」と内心決めていた様子だ。
しかし、、念のため、事前に大使館の幹部会(「シニア・スタッフ・ミーティング」と呼ばれ、各省庁から派遣されている公使、参事官クラスのトップだけで構成)で、意見調整をすることになった。
出席したのは、外務、法務、大蔵、通産、農水、科学技術、防衛など十省庁の責任者。
やる気満々で会合に臨んだ大使に対し、幹部会のメンバーが各々意見を述べた。
ところが、大使のテレビ出演に賛成し、チャン女史の誤りをきちんと正すべきだと主張したのはひとりだけであった。
残り全員が反対意見を述べたという。
これには大使も意気消沈してしまった。
反対理由の主なものは、「史実の解釈に関する議論は堂々巡りに陥りやすく、泥沼化する恐れが強い」「中国政府の反発を招く可能性が高い」「表現の自由を弾圧する行為と誤解されかねない」「今でも中国系市民団体から斉藤大使の罷免を要求するデモが大使館に押し掛けているのに、全米や世界中に放送されているような番組に出れば、世界中の日本大使館が中国人デモに襲われる危険性が懸念される」といったものだった。
あまりの反対意見の強さに、結局、この申し出は丁重に断ることにし、大使の考えは文書でテレビ局に伝える事となった。
http://www.history.gr.jp/nanking/books_bunshun9809.htmlほんまに、日本の官僚の事なかれ主義は立派だ。
感動した!
泣けてくる。
これは メッセージ 154692 (ringo_pie03 さん)への返信です.
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