一人になる時
投稿者: bauhausing_3101 投稿日時: 2004/09/25 21:13 投稿番号: [152375 / 232612]
>独りで死ぬんだよね。
だから、生きている間の時間を大切にしたいのに、<
江国 香織は作家としても、なかなかのものですけれど、エッセイもいいです。
彼女のエッセイのどの、著書かは忘れましたが、『一人になる時』という作品があります。
江国さん自身の体験を言っているのかはわかりませんが、恋人との別れの予感を感じ、それが哀切な文章で綴られています。
>生き方が下手だと、上手く行かない。
自分の愚かさは、懲りずに過ちを繰り返す。
この性分は、身に染みついて消えないらしい。
無価値なこの身に、存在の意味を問うても、誰も答えては呉れない。<
”誰も答えては呉れない。”
現代人の心の空虚さはだいぶ前から言われてますね。それは他者とのつながりだけでは、埋められるものではないのでしょう。
色々なこと、たくさんのことがあったけど、もう、もとには戻れないし、もう終わりは分っている。
一人になる時。
そのエッセイに登場する女性が、そう諦念し、覚悟したとき、それが彼女にとっての始まりの終わりなのか、終わりの始まりなのか。
いい、作品です。(w
これは メッセージ 151954 (sa_bo_ten_32 さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/1143583/beaec0tbcsaja4nkacdaba4h2ddbja4ka4da4a4a4fa1ya1ya1ya1ya1y_1/152375.html