小泉首相の訪朝と課題について☆☆☆☆☆

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朝鮮半島が、ヤバイぞ!④

投稿者: sofiansky2003 投稿日時: 2004/09/18 04:50 投稿番号: [151454 / 232612]
そもそも、アメリカが、朝鮮戦争で兵を送り込んだのが、共産主義
の脅威が日本に及んでくるのを防止するためだった。アメリカの極東における防衛ラインは、アラスカ、アリューシャン
列島、日本、台湾。フィリッピンのラインであり、朝鮮半島は含まれていない。アメリカも、伝統的な防衛ラインに帰るこ
とを覚悟したのだ。韓国から撤退する見返りに日本に極東司令部を移駐し、韓国とのしがらみから逃れ、朝鮮半島に
おける政治意志決定の自由度を増大する。

アメリカは、将来、朝鮮半島が中国の影響下に陥るのはやむなしと言う覚悟さえすれば、色々なことが出来る。

対立構図を維持しようとすれば、極端な話、遠交近攻型の対立構図も、構築できる。

日朝国交回復を契機として、米国は、北朝鮮の核を取り上げ、日米で北朝鮮経済を強化し、親中国化した韓国に北朝
鮮が併合されないようにする。

この構図を持ち出すと、キムジョンイルは、喜んで飛びついてくる。北朝鮮は、世界最強国のアメリカと結びつきたくて、
仕方ないのだ。しかも、北朝鮮は、中国の言いなりにならない強さを持っている。

この選択肢の善し悪しはともかく、政治上は、どんな選択肢も取れるというのが、強国たるアメリカの目指す政治であ
る。

在韓米軍を駐留させたままだと、人質を取られているようなもので、政治意志決定の自由度が著しく狭められている。

アメリカが、絶対避けなければならない統一構図が、日本が同盟から離脱し、地域統合型の統一構図になり、アメリカ
と対立することである。先の大戦の悪夢である。

大東亜共栄圏じみたモノができて、アメリカと対峙することになりさえしなければ、朝鮮半島が、中国よりの国家になる
ことは、最小限容認できる。

統一構図で、望ましいのが、朝鮮半島の非核中立化である。

しかしながら、これも問題がある。

朝鮮半島の政治伝統から、事大主義が横行するのだ。強国の中国と結びついたり、ロシアと組んだり、日本と組んだ
り、更に、アメリカと組んだりする。自国の利益よりも、党派の利益が優先し、外国勢力と組もうとする。

他国には、見られない政治伝統である。

日本の場合、党派の争いよりも、両派が国家の安全を優先した。事大主義というのは、朝鮮半島の政治に染みついて
おり、この恐ろしい政治伝統が、日清戦争、日露戦争の一つの原因ともなったことは事実だ。

中立を維持できない政治伝統を持っている。(この悪しき政治伝統に関しては、北朝鮮の方が韓国よりましである)

反米感情も親中国感情もその一つと考えられる。大国と組むことが政治だと思っている。何処と組むかが政治対立の
焦点になってしまう。

いま、アメリカは、韓国民の反米感情を契機として、なんとか、在韓米軍を撤退させ、朝鮮半島のしがらみから脱し、ア
メリカ伝統の防衛ラインに回帰し、朝鮮半島における政策の選択肢を広げ、意志決定の自由度を拡大しようとしてい
る。

その中で警戒すべきは、韓国の核武装であり、また、北朝鮮が保有する核の廃棄であり、更には、もし、韓国主導で統
一がなされた場合の北朝鮮の核の継承の問題である。(韓国のウラン抽出問題は、韓国の意図に対する疑念を拡大
させ、不信感を増大させている)

頭を整理するために、簡単な構図でアナログ的に書いたが、戦略構図は、簡単なモノではない。デジタル要素が非常
に絡んでくる。しかし、大局的観点では、アナログ的な物の見方をしていないと、個別事象に囚われて、間違いをしでか
す。

日米韓の一枚岩が、崩れようとしているのをひしひしと感ずる今日この頃である。

冷戦時代の戦略構図は、極東でも終わりつつある。

日本にとって、平和を維持するために、今、必要なのは、日米の一枚岩を確保する努力だろう。コロコロ組む相手を変
えるような危険は避けることである。

http://homepage3.nifty.com/senshowun/page043.html
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