中国と北朝鮮の援助について
投稿者: komash0427 投稿日時: 2004/09/03 23:48 投稿番号: [149817 / 232612]
○まず90年代後半の北朝鮮の飢饉に対する中国の支援について
「中国は、食糧支援に反対する声が韓国国内にもあることも考慮したが、食料支援によって飢饉を緩和し、北朝鮮の不安定性を軽減させることが、自らの国益に一致すると判断して支援を行った。しかし、その内容には問題があった。中国の食糧支援は、石やトウモロコシの穂軸、ネズミのかじりかけなどが混入しており、ひどいものであった。ここに中国の支援に対する真意がよく現れていた。援助はするがその内容はお粗末と言うわけだった。中国は国連を通さずに食糧支援を行っていたが、1996年まで北朝鮮への最大の支援国であった。その中で重要なことは、中国は国連の職員には、食糧の配布先について北朝鮮に一任したと認めていたが、実際には、中国が北朝鮮には食料を渡す際に、軍部が叛乱を起こさないように、軍人にしっかり食べさせ続けろ、と伝えていたのである。」(『北朝鮮 飢饉の真実』より)
○少し遡って、大水害に遭遇した韓国に対する北朝鮮の支援について
「1984年9月初め、南北対話が突然、開かれる。それは、自然の出来事−−−ソウル近郊で豪雨と地滑りが起き、190人が死亡し、20万人が家を失った−−−という予想外の事態によるものだった。北朝鮮は、優越感のこもった態度で、金持ちの南のいとこたちにもったいぶって救援物資の提供を申し入れた。驚いたことに、全(斗換)大統領はこの申し入れをはねつけるどころか、米、セメント、綿布、医療品を受け取る用意をする。『生い茂る草の中の古ぼけたコンクリート道路を走り、数百台の北朝鮮のトラックが韓国領に入った。初の救援物資を載せて、31年前の朝鮮戦争終結以来、今日、初めて両国の間を越えたのだ』。ニューヨーク・タイムズのクライド・ハーバーマン記者は非武装地帯の現場からこのように伝えた。
米の一部には虫がわき、セメントはほとんど使い物にならない代物だった。しかし、南側はこうした欠陥を取り沙汰したり、不満を漏らしたりしなかった。平壌側は労働新聞が『偉大な出来事、分断40年近い歴史で初めて』との見出しで救援物資を称賛した。救援物資を届けると、北朝鮮赤十字委員会委員長はこの事業の成功を、『多面的な協力と交流』に活用するよう求めた。この機会に乗じて、南側は南北経済会談の開催と南北赤十字会談の再開を提案し、北側はこれを受け入れた。」(『二つのコリア』より)
なかなか今の私には理解しづらい中国と北朝鮮の支援の内容です。それぞれ思惑が絡んでおり、「人道支援」とは正確は異にするようですが、双方に共通しているとされる「面子」、この意味するところがどうも日本とは感覚が違うからなのでしょうか?困っている相手にあまり喜ばれない支援をすると言う姿勢は、よくわかりません。
かたや北朝鮮は日本からの支援を、「(共和国に)謝罪し、その代償として届けてきた」と、受け止めているようです。
なかなか一筋縄では行かない相手国ということなのでしょうか。
「中国は、食糧支援に反対する声が韓国国内にもあることも考慮したが、食料支援によって飢饉を緩和し、北朝鮮の不安定性を軽減させることが、自らの国益に一致すると判断して支援を行った。しかし、その内容には問題があった。中国の食糧支援は、石やトウモロコシの穂軸、ネズミのかじりかけなどが混入しており、ひどいものであった。ここに中国の支援に対する真意がよく現れていた。援助はするがその内容はお粗末と言うわけだった。中国は国連を通さずに食糧支援を行っていたが、1996年まで北朝鮮への最大の支援国であった。その中で重要なことは、中国は国連の職員には、食糧の配布先について北朝鮮に一任したと認めていたが、実際には、中国が北朝鮮には食料を渡す際に、軍部が叛乱を起こさないように、軍人にしっかり食べさせ続けろ、と伝えていたのである。」(『北朝鮮 飢饉の真実』より)
○少し遡って、大水害に遭遇した韓国に対する北朝鮮の支援について
「1984年9月初め、南北対話が突然、開かれる。それは、自然の出来事−−−ソウル近郊で豪雨と地滑りが起き、190人が死亡し、20万人が家を失った−−−という予想外の事態によるものだった。北朝鮮は、優越感のこもった態度で、金持ちの南のいとこたちにもったいぶって救援物資の提供を申し入れた。驚いたことに、全(斗換)大統領はこの申し入れをはねつけるどころか、米、セメント、綿布、医療品を受け取る用意をする。『生い茂る草の中の古ぼけたコンクリート道路を走り、数百台の北朝鮮のトラックが韓国領に入った。初の救援物資を載せて、31年前の朝鮮戦争終結以来、今日、初めて両国の間を越えたのだ』。ニューヨーク・タイムズのクライド・ハーバーマン記者は非武装地帯の現場からこのように伝えた。
米の一部には虫がわき、セメントはほとんど使い物にならない代物だった。しかし、南側はこうした欠陥を取り沙汰したり、不満を漏らしたりしなかった。平壌側は労働新聞が『偉大な出来事、分断40年近い歴史で初めて』との見出しで救援物資を称賛した。救援物資を届けると、北朝鮮赤十字委員会委員長はこの事業の成功を、『多面的な協力と交流』に活用するよう求めた。この機会に乗じて、南側は南北経済会談の開催と南北赤十字会談の再開を提案し、北側はこれを受け入れた。」(『二つのコリア』より)
なかなか今の私には理解しづらい中国と北朝鮮の支援の内容です。それぞれ思惑が絡んでおり、「人道支援」とは正確は異にするようですが、双方に共通しているとされる「面子」、この意味するところがどうも日本とは感覚が違うからなのでしょうか?困っている相手にあまり喜ばれない支援をすると言う姿勢は、よくわかりません。
かたや北朝鮮は日本からの支援を、「(共和国に)謝罪し、その代償として届けてきた」と、受け止めているようです。
なかなか一筋縄では行かない相手国ということなのでしょうか。
これは メッセージ 1 (mitokoumon_2002 さん)への返信です.