真実の母オリンピアよ
投稿者: mutekinozerosen 投稿日時: 2004/08/30 22:25 投稿番号: [149463 / 232612]
金メダルより重要なものがある」室伏、心境語る
「本当は表彰台で受け取りたかった」。五輪最終日の29日まで揺れた陸上男子ハンマー投げの「ドーピング疑惑」。優勝者の金メダル剥奪(はくだつ)により、いったん2位となっていた室伏広治が金メダルを手にすることになった。記者会見で室伏は、メダルの裏に書かれていた詩を紹介。静かに喜びを口にしながらも、揺れ動いた心境を語った。
金メダルが決まった室伏の記者会見は、日本オリンピック委員会(JOC)事務所があるアテネの五輪メーンプレスセンターで開かれた。閉会式が始まるわずか2時間半前のことだ。
銀メダルの裏に書いてあったという古代ギリシャ語の日本語訳を、室伏は報道陣に配った。
詩は「真実の母オリンピアよ あなたの子供達が 競技で勝利を勝ちえた時 永遠の栄誉(黄金)をあたえよ それを証明できるのは 真実の母オリンピア 古代詩人ピンダロス」。
室伏はこの詩の意味を知りたいと思い、街中で翻訳を頼んで回った。最後には古代ギリシャ語の専門家に依頼したという。
室伏は詩を読み上げた後、それまで硬かった表情を少し和らげて話し始めた。「金メダルを期待していただくのは本当にうれしい。でも、金メダルよりも重要なものがほかにもたくさんあるんじゃないか。スポーツ、オリンピックを別の角度から見ることができるのでは。(この詩の)真実というのが印象に残った」と切々と語った。
会見の冒頭、笑顔はなく、「本当は、メダルを直接、表彰台で受け取りたかったのが本音」と明かした。だが、すぐに「本当に大切なのは、メダルへ向けて努力していくことだと、今も思っている」と、7日前に手にしたメダルの色に十分満足していた気持ちを改めて強調した。
記者団から「あまりうれしそうに見えないが」と尋ねられた室伏は「まだメダルを受け取っていないので実感はない。急な展開でぼくも混乱している。手にしたらみなさんにもメダルを見ていただきたい」と話した。
また、アヌシュに対して不信感を持ったか、との質問に「悔しいというよりも、非常に寂しい感じがする」と話した。
JOCは今後いつどこで金メダルを受け取ることができるのか、国際オリンピック委員会(IOC)に照会している。
室伏は、当初、26日にアテネを出発して日本へ帰国する予定だったが、いったん29日出発に延期。IOCの調査が長引いたことから30日に再び延期していた。
《地元で》
「日本の陸上界の歴史でも、非常に価値ある金メダルだ」。室伏が博士課程の研究生として在籍する中京大学体育学部(愛知県豊田市)では30日午前0時半すぎから、同学部教授で室伏のコーチでもある父の重信さん(58)ら関係者が記者会見し、喜びを語った。
五輪マークが胸に入った白いジャージー姿の重信さんは、アテネにいるミズノ関係者からの「正式決定」との連絡を受けた瞬間、それまでの緊張した顔を少しだけほころばせた。隣り合わせた中京大学の梅村清弘・総長(67)と立ち上がって固く握手を交わした。
重信さんは「広治の最後の6投目は会心の投てきだった。少し足りなくて相当悔しがっていた。私も会場の座席から10分ほど立ち上がれなかった」と試合直後の様子を振り返りつつ、「それが金メダルに繰り上がった」と笑顔で話した。
重信さんはドーピング疑惑について「いったん検査をクリアして帰国した選手にも調査するというのは、非常に厳格になったと感じた」と話した。
《関係者は》
今大会では、世界反ドーピング機関(WADA)の監視官が頻繁に競技会場を回っている。抜き打ち検査も多い。日本オリンピック委員会(JOC)の増島篤ドクター(52)は「期間中に薬物違反者が多く摘発されたのは、検査が厳密になったためだろう」とみる。
日本選手団で検査を受けたのは、28日現在で男子42人女子42人の84人。シドニー大会時の46人と比べ増えた。競技会場での検査が76人、場外での抜き打ち検査が8人。いずれも陰性だった。検査の厳密化と共にメダリストの増加が、検査対象者の増加の一因だという。
アヌシュは尿検査の検体のすり替え疑惑が指摘された。増島ドクターは「採尿する現場は、検査官と選手だけの密室。そこで何があったかは分からない」と話していた。 (08/30)
http://www2.asahi.com/2004athens/athletics/general/TKY200408290386.html
真実の母オリンピアに祝福されてこそ、永遠の栄誉を授かることができる。祝福に値しない者をそうと知りつつ祝福を授けさせる\xA4
「本当は表彰台で受け取りたかった」。五輪最終日の29日まで揺れた陸上男子ハンマー投げの「ドーピング疑惑」。優勝者の金メダル剥奪(はくだつ)により、いったん2位となっていた室伏広治が金メダルを手にすることになった。記者会見で室伏は、メダルの裏に書かれていた詩を紹介。静かに喜びを口にしながらも、揺れ動いた心境を語った。
金メダルが決まった室伏の記者会見は、日本オリンピック委員会(JOC)事務所があるアテネの五輪メーンプレスセンターで開かれた。閉会式が始まるわずか2時間半前のことだ。
銀メダルの裏に書いてあったという古代ギリシャ語の日本語訳を、室伏は報道陣に配った。
詩は「真実の母オリンピアよ あなたの子供達が 競技で勝利を勝ちえた時 永遠の栄誉(黄金)をあたえよ それを証明できるのは 真実の母オリンピア 古代詩人ピンダロス」。
室伏はこの詩の意味を知りたいと思い、街中で翻訳を頼んで回った。最後には古代ギリシャ語の専門家に依頼したという。
室伏は詩を読み上げた後、それまで硬かった表情を少し和らげて話し始めた。「金メダルを期待していただくのは本当にうれしい。でも、金メダルよりも重要なものがほかにもたくさんあるんじゃないか。スポーツ、オリンピックを別の角度から見ることができるのでは。(この詩の)真実というのが印象に残った」と切々と語った。
会見の冒頭、笑顔はなく、「本当は、メダルを直接、表彰台で受け取りたかったのが本音」と明かした。だが、すぐに「本当に大切なのは、メダルへ向けて努力していくことだと、今も思っている」と、7日前に手にしたメダルの色に十分満足していた気持ちを改めて強調した。
記者団から「あまりうれしそうに見えないが」と尋ねられた室伏は「まだメダルを受け取っていないので実感はない。急な展開でぼくも混乱している。手にしたらみなさんにもメダルを見ていただきたい」と話した。
また、アヌシュに対して不信感を持ったか、との質問に「悔しいというよりも、非常に寂しい感じがする」と話した。
JOCは今後いつどこで金メダルを受け取ることができるのか、国際オリンピック委員会(IOC)に照会している。
室伏は、当初、26日にアテネを出発して日本へ帰国する予定だったが、いったん29日出発に延期。IOCの調査が長引いたことから30日に再び延期していた。
《地元で》
「日本の陸上界の歴史でも、非常に価値ある金メダルだ」。室伏が博士課程の研究生として在籍する中京大学体育学部(愛知県豊田市)では30日午前0時半すぎから、同学部教授で室伏のコーチでもある父の重信さん(58)ら関係者が記者会見し、喜びを語った。
五輪マークが胸に入った白いジャージー姿の重信さんは、アテネにいるミズノ関係者からの「正式決定」との連絡を受けた瞬間、それまでの緊張した顔を少しだけほころばせた。隣り合わせた中京大学の梅村清弘・総長(67)と立ち上がって固く握手を交わした。
重信さんは「広治の最後の6投目は会心の投てきだった。少し足りなくて相当悔しがっていた。私も会場の座席から10分ほど立ち上がれなかった」と試合直後の様子を振り返りつつ、「それが金メダルに繰り上がった」と笑顔で話した。
重信さんはドーピング疑惑について「いったん検査をクリアして帰国した選手にも調査するというのは、非常に厳格になったと感じた」と話した。
《関係者は》
今大会では、世界反ドーピング機関(WADA)の監視官が頻繁に競技会場を回っている。抜き打ち検査も多い。日本オリンピック委員会(JOC)の増島篤ドクター(52)は「期間中に薬物違反者が多く摘発されたのは、検査が厳密になったためだろう」とみる。
日本選手団で検査を受けたのは、28日現在で男子42人女子42人の84人。シドニー大会時の46人と比べ増えた。競技会場での検査が76人、場外での抜き打ち検査が8人。いずれも陰性だった。検査の厳密化と共にメダリストの増加が、検査対象者の増加の一因だという。
アヌシュは尿検査の検体のすり替え疑惑が指摘された。増島ドクターは「採尿する現場は、検査官と選手だけの密室。そこで何があったかは分からない」と話していた。 (08/30)
http://www2.asahi.com/2004athens/athletics/general/TKY200408290386.html
真実の母オリンピアに祝福されてこそ、永遠の栄誉を授かることができる。祝福に値しない者をそうと知りつつ祝福を授けさせる\xA4
これは メッセージ 1 (mitokoumon_2002 さん)への返信です.