国際派日本人の情報ファイル
http://come.to/jogwing 『閑人の直言・曲言NO34』
中国の反日教育を論ずる
安部
一郎
No.856 ■ H16.07.23 ■ 7,303部より
前略〜〜〜
この綱要の正式名称は、「愛国主義教育実施綱要」と云われ
るもので、8章40条からなっている。
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反日教育の綱要化
この綱要は8章からなっており、先ず前文で「中華民族は愛
国主義の栄光ある伝統を持つ偉大な民族である。愛国主義は中
華人民を動員、鼓舞し、団結奮闘する旗印であり、我が国の社
会、歴史の前進を推進する巨大な力である」と規定し、以下1
章で、「愛国主義教育は対外開放の原則を必ず堅持しなければ
ならない」とナショナリズムと開放策(グローバリズム)の相
反する二面性を有している。この内包する矛盾が露呈すること
なく推移するとは想定できないが、現時点では市場主義化によ
り拡大する種々の問題を隠蔽若しくは国民の不満解消の対象を
表面化させない手段としてバランサーの役割、安全弁装置の役
割を愛国主義に持たせているのではないかと思われる。
2章は「愛国主義教育の内容」、3章は「愛国主義教育の重
点は青少年に置く」とその重点対象を青少年と規定している。
4章は「愛国主義教育基地の建設を充実する」、5章は「愛国
主義教育のための社会的雰囲気を作る」、6章「礼節の必要性」
7章「歴史上の愛国の模範事例の宣伝を行う」、8章「愛国主
義教育指導の強化」となっている。
この全8章の綱要の中で最も記述量が多いのが4章であり、
この4章に基づいて設置されているのが盧溝橋の中国人民抗日
戦争記念館、南京の南京虐殺館である。これからも、まだ施設
が建設・増強される計画である。
これらに展示されている内容は、全く歴史的事実を無視した
虚構の展示であることは改めて強調するまでもないが、中国側
はこれらを歴史的事実と偽り、中国の次代を担う青少年に対し、
反日感情をインプリティングしているのである。