泥酔論説委員の日経の読み方
投稿者: kuecoe 投稿日時: 2004/07/19 23:00 投稿番号: [144282 / 232612]
http://www3.diary.ne.jp/user/329372/
最近、こっています(私が)。
■2004/07/19 (月) 06:59:51 国民甘やかした政治のツケ
18日朝刊26面【視点】
中外時評
論説委員
吉野源太郎
参院選で自民党が敗北した。敗因の第一は年金改革だろう。年金は他の問題と違って国民の生活に生々しく直結する。どんなに立派な憲法論を説いても、老後の生活設計ができない国を国民が信じるはずはない。
それなのに小泉純一郎首相は半端な法案を不用意に持ち出した。「百年安心」という軽薄なコピーは国民の心理に首相がいかに鈍感だったかを証明する。
と、吉野委員は自民党を斬りつつも、年金に対する期待は飽食に慣れきっている国民の幻想であり、その虚しさを説き覚悟を迫るのが改革であると、なにやら改革原理主義的なことを言ってます。
そして結論として、「愚かな民が愚かな政治をつくるとすれば、首相だけを責めるのはあたらない。だが日本では愚かな政治が愚かな民を作ったのもまた事実である。参院選で自民、民主両党は相も変らぬばらまき競争を繰り広げた。この期に及んで、である。愚かな民の上に政治があぐらをかく国に未来があろうはずはない。政治に国民の目を覚まさせる努力を望むのは無理なのだろうか。」と悲嘆に暮れています。
どうもジャーナリストやどこぞのコラムニストらが叫ぶこの手の愚民論を目にするたびに、ああこの人たちは実体のない理想論を説き国民をリードするのが己の崇高な使命だと勘違いしてるんだなと感じます。
「それ民は賢にして愚、愚にして賢」という椎名悦三郎氏の言葉がありますが、愚民論を振り回す方は自分の理想にちっとも近づかない政治と国民をバカ呼ばわりしてるだけで、「愚にして愚」ということなんでしょう。
しかしその理想なるものもよく読んでみると、勝手な思い込みだったり政策のアラ探しをしているうちにマスコミが作り上げた虚構だったりと、どれもこれも実体が怪しいものばかりです。
つまり、理想という名のフィクションに基づいて、それに世の中がちっとも接近してこないのはみんなが愚かだからであり、と更にフィクションを積み重ねてしまう自家中毒的な行為を繰り返してるのでしょう。
これは妄想を繰り返す患者のようなもので、その人の妄想に現実が合わないからと怒ってもどうしようもないのと同じなんです。
そもそも民主政治とは妥協の繰り返しであり、有権者もそれをちゃんと心得てるわけで、わけのわからない理想論を振りかざすことより、曇りなき眼でものごとを見ることこそジャーナリストとしての仕事だと思いますがね。
これは メッセージ 1 (mitokoumon_2002 さん)への返信です.
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