小泉首相の訪朝と課題について☆☆☆☆☆

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曽我さん一家、きょう日本に

投稿者: kuecoe 投稿日時: 2004/07/18 14:24 投稿番号: [144063 / 232612]
泥酔論説委員の日経の読み方より
http://www3.diary.ne.jp/user/329372/
  北朝鮮による拉致被害者、曽我ひとみさん(45)は18日、家族とともにインドネシアから帰国する。一家は同日夕に羽田空港に到着。東京都内の病院に直行して夫ジェンキンスさん(64)は入院し、曽我さんや2人の娘は病院に宿泊して経過を見守る。

「最悪の結果」だと家族会やマスコミから酷評された小泉首相の再訪朝から2ヶ月経ち、評価点となっていたジェンキンス氏の来日が実現しました。
ここまでの経緯を振り返ってみると、北朝鮮と日本の事情、ジェンキンス氏の置かれている立場、子どもたちの状況、そしてアメリカや各国の思惑など、実に多くの障害があったわけでその一つ一つを解決していかなければ今日と言う日はなかったのでしょう。
そのハードルをクリアできたのは、まず曽我さんの強固な意志があり、そして小泉政権の強力なバックアップがあったからで、これが「最良の結果」をもたらしたんだと思います。
再訪朝した小泉氏がジェンキンス氏らを一緒に連れて帰るのは当然である、という当時の評価がいかに非現実的なものであったのかこれでよく判ります。

5月26日の日記に書いたように、ジェンキンス氏は単なる脱走兵であり北のプロパガンダに協力したという罪だけでなく、対米情報の分析で金親子と直接会話を交わすことができるという最高の待遇を受けていたとも考えられますので、来日しても彼にとってはあまりメリットがありません。
しかし、訴追という全てのリスクを自分で負うと言明し、自らの意志で日本行きを決めたという勇気は評価すべきでしょう。
それは曽我さんの説得が奏効したのだし、彼女の言葉を担保している日本政府は信じるに足ると彼が判断したからに他なりません。

それにしてもインドネシアをバッファーとし、医療的人道的措置としての来日、そして自ら出頭すれば訴追問題で司法取引には応じるというベーカ駐日大使の言質、そのどれもが精緻に組合さって回転しており、あたかも事前のシナリオがあるかの如くです。
しかし全て相手があることで、表面的には上手く行っているように見えても実際は水面下での衝突や挫折、駆け引きなどが相当あったことは想像に難くありません。
交渉事において表に出てくることはそのプロセスの1割にも満たないもので、マスコミのように表面だけを見て評価することは避けるべきでしょう。


  そうですね。表面ではわからない裏の何倍もの努力と苦労、成功と失敗があったのだと思います。
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